水の事故(家の中・周囲)
家の中

好奇心と行動力のかたまりであるこどもの事故は、周囲の大人が気を配って、予防する以外に方法はありません。こどもは体にくらべて頭が大きく、力も弱いので、バケツなどに頭から落ち込むと自分ではなかなか起きあがれません。
コップ一杯(鼻と口をおおうだけ)の水があれば、いつでもどこでも事故は起こりうるのです。こどもの身になって家の中をみなおす必要があります。
- 残り水のはいっている浴槽
- 使用中の洗濯機
- 洗面所、トイレ
- 水のはいっているバケツやたらい
- ビニールプール
- 庭の池
家の周囲

家の周囲にも危険なところがたくさんあります。こどもたちは危険な場所ほど興味をひかれるもので、危険かどうかの判断ができません。
こどもの成長・発達に先まわりをして、周囲の整備に心がけましょう。どこがあぶないか、実際に一緒に歩いてチェックしておくのも事故を防ぐ方法のひとつです。
- ふたのないマンホールや下水道
- 使われていない井戸
- 囲いのない池や堀
- 砂利や砂をとったあとの水たまり
- 側溝(道路わきの深いみぞ)
- 欄干(らんかん)が低い橋や朽ちた手すりのある河川
- 田んぼの水路やため池