社長メッセージ

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日本を含む5か国の提案によって誕生した国際赤十字・赤新月社連盟は、今年、100周年を迎えました。そして、同連盟に加盟する赤十字社・赤新月社は、世界192の国や地域に及んでいます。この広がりは、病や貧困、災害や紛争などで苦しんでいる人々を見過ごすことは出来ない、少しでも手を差し伸べたい、という、人として誰もが持つ自然な心情が、人種や文化や地域を問わず、時代をも超えて、広い共感を呼ぶからであろうと思います。
 そして赤十字は、そうした人々の思いをさらに広げ、連携の輪を作り、具体的な実践活動につなげていこうとするものだと考えています。

日赤は一昨年、創立140年を迎えました。この間には、何度も深刻な困難に直面しましたが、諸先輩たちの揺るがぬ信念と献身的な努力によってこれを乗り越え、今日に至っています。この歴史と伝統は、何にも代え難い貴重な財産です。私たちには、これをきちんと継承し、次の世代に引き継いでいく責任があります。

しかし同時に、現代社会は、激しい変動の真っ只中にあります。人口構造の変化、人や技術や情報などのグローバル化の進展、激動する国際政治経済情勢、地球温暖化など自然環境の変化......。その中で、多様で新しい人道問題も次々に生まれてきています。
 私たちは、こうした変化に、柔軟に、的確に対応していかなければなりません。そのために重要なことは、我々に求められているのは何かという問題意識を常に持ち、仲間たちと自由で開かれた活発な議論を交わし、そのうえで、新しい課題に果敢に挑戦していく姿勢であると考えています。

私たちには、多くの仲間と、私たちの活動に期待し、信頼してくれている多くの人々がいます。そうした人々の期待と信頼に応えるために、改めて、与えられた職務に全力を尽くすことをお誓いしたいと思います。

社長略歴書(PDF:92KB).pdf

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