水の事故(遊泳時の注意)
泳ぎに行くには、だいじな注意がいろいろあります。
大切なことを守って、安全に水泳を楽しみましょう。
出かける前・泳ぐ前の注意

- 健康状態をよく調べる(顔色、熱、目や耳の異常など)
- 睡眠不足や、疲れているときは泳がない
- 空腹時や食事直後は入らない
- 飲酒後や二日酔いの水泳は厳禁
- トイレはすませる
- 水着や水泳帽はきちんとつける
- 準備運動をかならず行う
- 泳ぐ人数を確認する(点呼)
水泳場と指定された場所には、必ずルールがあります。
ルールは、自分自身だけでなく、そこで泳ぐすべての人の安全を守るものですので、しっかり守りましょう。
泳ぐときの注意

- 誰もいないところでは一人で泳がない
- 初めての場所では、泳ぐ場所の確認をする
- 暗くなったら泳がない
- 真夏の炎天下では長時間泳がない
- 泳げない人は、浮輪などで深いところへ行かない
- 泳ぎに行く時は行き先や帰宅の予定時刻、誰と行くのかを家の人に伝えておく
- 悪ふざけや溺れたまねをしない
- 指導者、監視員の指示に従う
- 自分の泳力を過信せず、決して無理をしない
- 水の動き(潮流、波、排水口)や天候の変化などに注意する
- 水中の生物にむやみに手をださない
水泳はかなり体力を使うスポーツです。
定期的に休憩をとり、体力の回復と健康チェックを行いましょう。
休憩時の注意

- 全身の水をよくふきとる
- 日陰で休む
- 激しい運動をしない
- 水分をとる(冷たい飲み物はさける)
- シャツなどを着て、保温と日焼け防止をする
- 耳・鼻の水を取り、体に異変がないかチェックする
集団水泳は、個人の自由な水泳とは異なり、企画者やスタッフが十分に準備して行う必要があります。
集団で泳ぐとき、企画者やスタッフが注意すること
泳ぐ前の注意
- 泳ぐ人の名簿の作成し、泳ぐ人の数をしっかり把握する
- 十分なスタッフの人数を揃え、役割分担をはっきりさせておく
- 水泳指導者は参加者10人に1人、監視者は参加者30人に1人の割合で配置することが望ましい
- 水泳指導者と監視者は役割が違うため、必ず別々の人が行うようにします
- 事故防止の対策と事故が発生したときの準備をしておく
泳いでいるときの注意
- 体調の優れない人は決して無理をさせない
- 監視者は常に監視に専念し、水泳指導は行わない
- 泳ぐ人をグループで行動させる
- 泳ぐ区域を決める
- 泳いでいるときも、常に点呼(人数確認)を行う
泳いでいないときの注意
- 休憩もプログラムのひとつであるため、必ず休ませる
(プログラムにもあらかじめ決定して明記しておく) - 水泳場内では解散しない
(解散後、個人で水に入って事故を起こす例が多いため)