【お知らせ】核兵器のない世界を目指して ~日米の赤十字社の取り組み報告会「アメリカ赤十字社の視点から」~

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 日本赤十字社は、2023年5月に開催されたG7広島サミットに先立ち、赤十字国際委員会(ICRC)と共同声明を発出いたしました。その過程で、日本赤十字社は、アメリカ赤十字社とのやり取りを通じて、アメリカ赤十字社が行っている啓発活動「国際人道法ユースアクションキャンペーン」の2023年夏から2024年夏までのテーマが「核兵器と武力紛争」であると知りました。そこからアメリカ赤十字社との協働検討が始まり、同年11月7日には「Nuclear Weapons: A Japanese & American Youth Perspective(核兵器:日本と米国のユースの視点から)」と題する共同イベントが開催されました。

 その後、アメリカ・ニューヨークの国際連合本部で開催された核兵器禁止条約の第2回締約国会議に国際赤十字の一員として日米の赤十字社が一緒に参加しました。

 2024年夏には、上述のアメリカ赤十字社の国際人道法ユースアクションキャンペーンの集大成として、キャンペーンを通じて国際人道法と核兵器について学んだ若者のリーダーたちがアメリカ政府の核軍縮担当と面会したり、日本赤十字社長崎原爆病院の名誉院長である朝長万左男医師から核兵器の非人道的影響について講義を受けたりしました。

 この度は、そのキャンペーンをリードしてきたアメリカ赤十字社の国際人道法上級法務官であるトーマス・L・ハーパー氏より、以下の通り、その活動を報告いたします。

1.日時:令和7(2025)年4月23日(水)16時00分~17時30分(予定)

2.場所:日本赤十字社 広島県支部 〒730-0052 広島県広島市中区千田町2丁目5番64号

3.内容:
(1)日本赤十字社 広島県支部 事務局長からの挨拶
(2)日本赤十字社 国際部からの概要説明
(3)アメリカ赤十字社からの報告:今回のキャンペーンで、アメリカの若者が1年間核兵器問題にどう取り組んだか(予定)
(4)質疑応答

4.報告者:アメリカ赤十字社 法律顧問室 国際人道法上級法務官 トーマス・L・ハーパー氏

5.言語:日本語、英語(逐次通訳付き)

6.参加方法:以下のリンク先から4月17日(木)までにお申込みください。(Microsoft Teamsの使用によるオンライン参加も可能です。)
https://forms.office.com/r/UZTRUkGNJ5
※対面参加の場合、会場の関係から先着40名までとさせていただきますことをあらかじめご了承ください。

7.その他:当日はメディアが同席する可能性があります。


【協力】一般社団法人ヒロシマ平和研究教育機構

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核兵器禁止条約第2回締約国会議に集った赤十字関係者

【お問い合わせ】
日本赤十字社 事業局 国際部 企画課
Tel: 03-3437-7087 Mail: kokusai-kikaku@jrc.or.jp

核兵器のない世界を目指して~日米の赤十字社の取り組み報告会「アメリカ赤十字社の視点から」~