子どもたちの未来を育む!~児童福祉週間(5月5~11日)~

 子どもたちの健やかな成長を国民全体で考えることを目的とした「児童福祉週間(主唱:厚生労働省など、協力:日本赤十字社ほか)」が、5月5日から始まりました。

 今年度は4,299作品の応募の中から、愛知県の田中豪さん(15歳)が考えた「見つけたよ 広がる未来とつかむ夢」が標語に決定しました。この標語をもとに、全国各地で児童福祉理念の普及啓発を目指した取り組みが実施される予定です。

 日本赤十字社は、さまざまな事情により家庭で生活できない子どもたちの生活を支えるための乳児院や、障がいのある子どもたちの生活能力の向上や社会との交流の促進に向けた支援を行う医療型障害児入所施設など、全国で15の児童福祉施設を運営しています。

 各施設で過ごす日々は子どもたちの将来に関わる非常に大切な時間です。職員は子どもたち一人ひとりと向き合いながら、彼らが持つ無限の可能性を信じ、限りなく広がる未来を育むために様々な工夫や取り組みをしています。

 例えば、お正月やクリスマスなど季節ごとのイベント、お食い初めやお誕生日などのお祝い行事、外出や遠足など、子どもたちの健やかで心豊かな成長のため様々な経験ができるよう考えています。そして、こうした取り組みは施設の子どもたち向けのものだけではありません。地域の親子の遊び場となる育児サークルの開催や育児に関する不安や悩みを相談し合える場を設けるなど、子育て支援にも力を入れています。

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甚兵衛を着て秋祭り!                      「よいしょ!」育児サークルで遊ぶ地域の親子

子どもたちが広く、そして大きな夢を思い描いていけるよう、これからも職員一丸となり、みんなの笑顔、成長を見守り続けます!

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