全てのこどもたちに自分らしく成長できる居場所を!~こどもまんなか 児童福祉週間(5月5日~11日)~

こどもたちの健やかな成長を国民全体で考えることを目的とした「こどもまんなか 児童福祉週間(主唱:こども家庭庁など、協力:日本赤十字社ほか)」が、5月5日から始まりました。

こどもに関する取り組みを社会の真ん中に据えて(こどもまんなか社会)、こどもを取り巻くあらゆる問題に対する社会的関心の喚起を図ることを目的とし実施されます。

今年度は4,939作品の応募の中から、香川県の加藤共泰さん(6歳)が考えた「すきなこと どんどんふやして おおきくなあれ」が標語に決定しました。この標語をもとに、全国各地で児童福祉理念の普及啓発を目指した取り組みが実施される予定です。

現在、日本赤十字社は、さまざまな事情により家庭で生活できないこどもたちの生活を支えるための乳児院や児童養護施設、子育て家庭に必要とされる安心安全な保育を行うための保育所、障がいのあるこどもたちの生活能力の向上や社会との交流の促進に向けた支援を行う医療型障害児入所施設など、全国で15の児童福祉施設を運営しています。

各施設ではこどもたち一人ひとりと向き合いながら、こどもたちが自分らしく安心して心身ともに健やかに成長していけるような工夫や取組みをしています。

お正月や七夕、クリスマスなど季節ごとのイベント、お食い初めやお誕生日などのお祝い行事、地域のお祭りや花火大会などのイベント参加や遠足など、こどもたちがわくわくするようなさまざまな経験ができるよう考えています。

また、施設のこどもたち向けの取り組みだけでなく、地域の親子の遊び場となる育児サークルの開催や育児に関する悩みを相談し合える場を設けるなど、少子化や核家族化の進行に伴う育児不安等の課題の解決に向けた取り組みも行っています。

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今後も、こどもたち一人ひとりに寄り添い、全てのこどもが自分の居場所を持ち、"すきなことをどんどんふやしておおきく"成長できるよう、職員一丸となり見守っていきます!

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