ジブチ気候変動対応事業

人工の水場に集まる遊牧民と家畜
赤十字クラブの学生たち
ジブチはアフリカ北東部の紅海沿岸に位置する小さな国で、夏には気温が50度を超えることもある、非常に暑い国です。国土の多くが砂漠や乾燥地帯で、厳しい自然環境の中で人々が暮らしています。近年、気候変動の影響により、熱中症の増加や家畜被害、水不足や農作物の減少などが深刻化しています。さらに、海面上昇や暴風雨による被害も発生し、人々の暮らしや食料の確保に大きな影響を及ぼしています。また、ジブチは食料の多くを輸入に頼っており、失業率も高いことから、生活が不安定な人が少なくありません。周辺国からの難民の受け入れも続いており、地域社会への支援が重要な課題となっています。
こうした状況を踏まえ、日本赤十字社は2025年7月からジブチ赤新月社が主体となって行う、気候変動に強い生計基盤の構築を目指した3か年の事業を開始しました。本事業は、気候変動による猛暑や環境リスクに直面する地域において、学校やコミュニティでの環境保全・防災に関する学びと行動を促進し、環境の改善・修復を通じて、地域の暮らしと地球環境の両方を守る持続可能な地域づくりを推進します。