国際要員になるために

国際要員になるために

日本赤十字社では、国際救援・開発協力要員(国際開発要員)として海外での支援活動への参加を目指す方のための「登録研修」、派遣前の「安全管理研修」また、登録された方が派遣に備えたり更に専門性を高めることを目的とした「専門研修」を実施しています。

国際要員へのステップ

登録研修の情報を調べる

研修の情報は、実施3か月前を目途に、国際要員特設サイトや、国際キャリア総合情報サイト「PARTNER」にてご案内します。応募要件を確認の上、お申込み下さい。

登録研修に参加する

登録研修として、「国際救援・開発協力要員研修Ⅱ(IMPACT)」または「保健医療ERU研修」を受講していただきます。応募にあたり、指定のeラーニングの受講が必要です。国内外から集まった研修参加者と共にミッションに必要となる基本的な知識を習得していただきます。研修は、宿泊型の集合研修(約1週間)です 。

登録

研修を修了すると、日本赤十字社の「国際救援・開発協力要員(国際要員)」 として登録されます。

派遣前研修

派遣前必須の研修として、「安全管理研修Ⅱ」を受講いただきます。現地で自分自身や一緒に働く仲間の身を守る上で必要不可欠である安全管理に関して、講義・グループワークを通して学びます。

派遣

派遣はミッションごとに必要とされる資格、派遣期間等が異なるため、その都度募集をし、条件に合致する方が実際の派遣に至ります。派遣前には、事業担当者からのブリーフィングを受けます。

スキルアップ

派遣の前後に各種専門研修を受講し、派遣先で求められるスキルの獲得・向上を目指します。また、国際要員として目標とするキャリア像が定まってきた方は、専門研修を通じて、ご自身の専門性を高めていくことが可能です。

Q. どんな人が国際要員になれるの?

研修等の人材育成機会を通じて様々な資質の獲得を目指しますが、実際に派遣するにあたっては次の資質を重視します。

  • 一緒に活動する仲間とコミュニケーションを図り、柔軟性をもって目標に向かって活動できる方。
  • 英語でのコミュニケーション(読み書きと会話ともに)に支障のない方。
  • 多様性を尊重し、多国籍の仕事環境に適応できる方。
  • 前向きな態度でストレスに対処することができ、厳しい状況下での仕事、生活に適応できる方。

加えて、派遣プログラムにおける職務内容に応じた、要件が考慮されます。