サッカークラブチームと赤十字奉仕団の活動!

 1219日(日本時間午前0時)にいよいよ決勝戦を迎えるサッカーワールドカップカタール大会。日本代表選手の活躍だけでなく、世界中のトップ選手の熱い闘いサッカーファンが注目していますね。
 さて、日本赤十字社も奉仕団等ボランティアと地域のサッカークラブチームがともに様々な取り組みを行っていることをご存じでしょうか?試合会場での献血等日本全国で様々な活動を展開していますが、その中からいくつかご紹介します!

【ツエーゲン金沢✕石川県支部】

 石川県金沢市に本拠地を置くツエーゲン金沢は、石川県支部と令和22020)年8月にパートナーシップ協定を締結しています。(https://www.jrc.or.jp/chapter/ishikawa/news/2022/0509_025850.html
 以来、「日本赤十字社応援試合」が開催されており、今年は58日の「世界赤十字デー」に開催いただきました。ホームスタジアムの石川県西部緑地公園 陸上競技場には赤十字ブースを設置。青年赤十字奉仕団員もスタッフとして活動しました。ウクライナ人道危機救援金の募金活動をはじめ、防災・減災をテーマとした企業との連携による事例紹介、防災・減災クイズも行い、来場した方々に楽しみながら活動を知っていただこうと取り組みました。

画像 募金の呼びかけを行う青年赤十字奉仕団員

 また、今年11月には、地域奉仕団が「地域住民と地域の企業が一緒に考える防災・減災研修会」として日本赤十字社防災教育事業の災害図上訓練(DIG)を行い、地域住民とツエーゲン金沢の選手が地域の危険について考えるきっかけとなりました!参加したツエーゲン金沢の杉浦選手は「災害時のやるべきことを学べた。家族とも話し合いたい」と話していました。
 これからも地域のクラブチームと共に活動をおしすすめていきます。(DIGを行った研修会の様子はこちらをクリック!

画像 DIGに参加するツエーゲン金沢杉浦選手(中央)

【大宮アルディージャ✕埼玉県青年赤十字奉仕団員】

 障がいのある人も、ない人も一緒にスポーツを楽しむことを目指して大宮アルディージャが取り組む「手話応援デー」は今年で14回目。今年は6月26日にNACK5スタジアム大宮で開催された毎日興業プレゼンツマッチで行われ、埼玉県支部も参加しました。埼玉県支部が参加するのは今回で2回目です。
 会場では、防災に関するパネル展示を行い、手話応援デーに来場したサッカーファンの皆さんに見ていただきました。埼玉青年奉仕団のメンバーもテント設営から来場者のご案内などを担いました!

埼玉県青年赤十字奉仕団について

埼玉県青年赤十字奉仕団ツイッター

画像 青年奉仕団もブースで活躍(写真は令和3年度の様子)

【徳島ヴォルティスホームゲームサポートスタッフ✕救急法奉仕団員】

 徳島県支部では、支部職員以外にも救急法奉仕団に登録しているボランティアの方が地域や学校からの救急法講習の依頼があると派遣され、指導を行っています。令和3年度には、合計67回救急法短期講習を行っていますが、そのなかでも、地元のサッカークラブチームである徳島ヴォルティスのホームゲームサポートスタッフの皆様は20名が講習に参加されました。
 この救急法短期講習は、AED(自動体外式除細動器)の使い方やCPR(心肺蘇生法)の方法について学ぶもので、救急法奉仕団員(救急法指導員)が指導を行いました。安全で安心した環境で楽しんでもらいたい、という地元のクラブチームを支える皆さまが、いざという時に備えてじっくりと講習を受けました。

 

 日本赤十字社の奉仕団やボランティアの活動の内容は多岐に渡りますが、地域のサッカークラブチームとも一緒に地域で活動を行っていることが少しお分かりいただけたかと思います。

 赤十字奉仕団・ボランティア活動に興味を持たれた方は、以下のホームページをご参考下さい。また、お近くの支部にお問い合わせ下さい。

<よくあるご質問>
https://www.jrc.or.jp/volunteer-and-youth/volunteer/qa/

<全国の支部・施設の連絡先一覧>
https://www.jrc.or.jp/search/ichiran/