米国クラーク大学の看護学生が日本赤十字社を訪問
7月16日、米国クラーク大学の看護学生20人と教員2人が日本赤十字社(以下、日赤)を訪問し、災害看護や防災に関する1Day研修プログラムに参加しました。
学生たちは、まず本社で日赤の災害救護活動や防災・減災への取り組みについて学んだ後、「ホットタオルの作り方」など避難所でも役立つ技術を学びました。そして、日本赤十字社医療センターでは、災害時に使用する設備や資器材を見学し、令和6年能登半島地震の救護活動に参加した看護師の講話を聞いて、日赤の災害対応について理解を深めました。
その後、日本赤十字看護大学を訪問し、災害看護教育の一環として実施されている「避難所体験演習」に参加し、避難所での生活を疑似体験しました。
この避難所体験演習はクラーク大学の学生たちが日本を訪問中に被災し、避難所に入るという想定で行われ、学生たちにとっては、文化の違いや言葉の壁がある中での疑似体験となりました。配慮が必要な避難者もいる中で、数の限られた段ボールベッドの利用者を決める話し合いや、アレルギーや宗教に配慮した食料の配布などに取り組み、資源が限られる災害時において、多様な文化や価値観を持つ人々が互いに助け合うことの大切さを学びました。
避難所体験演習に参加する学生たち
このプログラムを通じて、学生たちは、日赤の災害対応や災害看護教育への理解を深めるとともに、国際的な視点から災害時に求められる支援のあり方を考える機会となりました。また、日本と米国における緊急時の健康管理の違いに驚く声も聞かれました。
日赤は、国内災害に関する知見を共有し、海外の災害対応能力強化にも貢献していきます。
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