新潟県支部:講習「町内での助け合いを学ぼう!コース」
日本赤十字社新潟県支部では、地域住民のみなさまが受講しやすいように工夫された、さまざまなコースを企画しています。
10月10日には、小千谷市第3地区民生委員児童委員協議会の方々が、「町内での助け合いを学ぼう!コース」に参加されました。
新潟県小千谷市は、2004年の中越地震において甚大な被害を受けた地域でもあり、受講者のみなさまも、真剣な面持ちで参加されていました。

安全に配慮した1階ホール
コースでは、最初に施設見学が行われました。新潟県支部は「いのちをまもる、みらいにつなぐ」というモットーのもと、2023年に新社屋を開設しました。
講習会やイベントなど、多用途に機能する1階ホールの天井には安全で軽量の天井材が使用されるなど、新社屋は大規模災害を想定した構造となっており、普段は住民の方々が利用できるよう、地域に開かれた施設となっています。
防災教育事業指導者による講義
次に、「災害の備え」について、写真や動画を交えながら講義が行われました。講師は、元学校長の経歴を持ち、現在、新潟県支部に所属している防災教育事業指導者です。
講師自身の中越地震の経験談も含めての講義はとても実践的で、災害を「わがこと」として考える時間となりました。
チームで取り組むドローイングチャレンジ
コースの最後に行われた、チームで力を合わせて取り組む「ドローイングチャレンジ」は、災害時のコミュニケーションの難しさや、重要性を体験する企画です。ペットボトルと水性マーカーで作った大きなペンを、チーム全員の人さし指だけで支え、全員で息を合わせて模造紙に図形や絵を描きます。
参加されたみなさまは、意見を出し合いながら、とても楽しく取り組まれていました。
新潟県支部は、地域住民のみなさまの要望に沿えるよう、さまざまな講習を企画しています。
ぜひ新潟県支部のホームページをご覧いただき、研修会や施設の見学会にご参加ください。
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