サンタクロースがやってきた!子どもたちに夢を届ける日本赤十字社の保育園のクリスマス
12月に入り、街じゅうがイルミネーションやクリスマスツリーでキラキラと輝く季節となりました。
日本赤十字社(以下、日赤)が運営する社会福祉施設でも、各地でクリスマスイベントが行われ、利用者の日々の生活に彩りを添えています。
今回は、その中でも、子どもたちの笑顔と歓声にあふれた、保育園でのクリスマスの様子を紹介します。
■雪が降るなかに響くベルの音—小樽保育所のクリスマス
青少年赤十字の態度目標の「気づき・考え・実行する」子どもを育むことを目指し、地域との交流を通じて人と人とのつながりを大切にしている小樽保育所。
12月に入ると、子どもたちはクリスマスの絵本を読みながら「サンタさん、早く来ないかな」とクリスマス当日を心待ちにしています。毎年クリスマスイブには、サンタさんから〈保育所へプレゼントを持っていくよ〉という手紙が届き、「何がもらえるかな?」と子どもたちのワクワクは最高潮に。
そして迎えた当日、雪が積もる中、保育所ではクリスマス会が開かれ、みんなで楽しくクリスマスソングを歌っていると、玄関から「シャンシャンシャン」とベルの音が聞こえてきました。みんなでのぞきに行くと、そこにはサンタさんと園長先生の姿がありました。子どもたちは「どこから来たの?」と質問したり、手を振ったり、握手をしてもらったりと興味津々。色鉛筆やゲームなどのプレゼントをもらい、大喜びでした。
お礼に、ジングルベルの曲に合わせてフォークダンスを披露し、サンタさんに喜んでもらってさらにうれしそうな子どもたちでした。

サンタさんからの大きなプレゼントに、思わず「わぁ!」と歓声があがります。期待で胸が高鳴る瞬間です。
「見ていてね、サンタさん」という思いを込めて、一生懸命に練習したフォークダンスを踊ります。
■サンタさんと遊ぶ特別な時間—釧路さかえ保育園のクリスマス
「さかえ・つよいこ・やさしいこ」を保育理念に掲げ、ロッククライミングや体操教室、英語教室、青少年赤十字など、さまざまな体験を通じて子どもたちの成長を大切にしている釧路さかえ保育園。
クリスマス当日、先生が「クリスマスはごちそうを食べたり、サンタさんを迎えるためにツリーを飾ったりする楽しい行事です」と説明すると、子どもたちは「サンタさんを喜ばせたい!」と気持ちが高まります。
そして、待ちに待ったサンタさんの登場です。この日のために練習した歌のプレゼントで歓迎しました。うれしそうなサンタさんを見て、子どもたちは誇らしげな様子でした。
その後は、サンタさんと赤白旗揚げゲームを楽しみ、一人ずつ手渡しでプレゼントをもらうと「サンタさんいつもありがとう。プレゼント渡し頑張ってね」と声をかける子もいて、思いやりのある姿も見られました。
さらに、年長さんには特別なサプライズ。サンタさんから「ケーキを自分たちでデコレーションしてね」とこっそりお願いをされ、サンタさんが帰った後にみんなでケーキをキラキラに飾り付けしました。おやつの時間に特別なケーキを味わい、心に残るすてきな時間となりました。

プレゼントを抱えながら、サンタさんにありがとうの気持ちを込めてハイタッチ。

初めてのサンタさんにドキドキ。プレゼントを受け取るのは少し勇気がいるみたいです。
■サンタさんとトナカイさんに会えた―武蔵野赤十字保育園のクリスマス
「人道・博愛」の赤十字精神のもと、心も体も健康に、豊かな心をもった子どもたちに育つように、のびやかな保育を大切にしている武蔵野赤十字保育園。
クリスマス当日の朝、子どもたちは「おうちにサンタさん来た!欲しかったゲームももらった」とウキウキで担任の先生に報告。「保育園にも来てくれるかな?」とドキドキしながら、クリスマスカラーの服で気合十分な子もいました。
お昼寝の後、クリスマスソングのBGMに合わせてサンタさんが現れました。相棒のトナカイさんも一緒です。突然の登場に驚きながらも、「スウェーデンから来たんですか?」「お父さんはおひげを毎日そっているけど、サンタさんはいつそっていますか?」と子どもたちならではの面白い質問が飛び交います。トナカイさんが持っている鈴にも「触らせて!」と興味津々。0歳児は少し怖い様子で、恐る恐る近づいていました。
その後、プレゼントを開けると「欲しかったものだ!」「うれしい!」と歓声があがり、早速、もらったカラーペンで今日の楽しかった思い出を絵に描いたり、みんなでゲームをしたりする姿が見られました。
大きな袋と鈴を手に、準備はばっちり!「みんなに喜んでもらうぞ」と意気込んでいます。

欲しかった絵本を受け取ってうれしそうな子どもたち。「どんなお話かな?」と期待が膨らみます。
■人とのつながりで、やさしい心を育む
どの保育園でも、職員は子どもたちがサンタさんにやっと会えた瞬間に見せる輝く笑顔を思い浮かべながら、多くの方の協力をもらってクリスマスイベントの準備を進めてきました。その1つがサンタクロース役の選び方です。普段から子どもたちに接する職員がサンタ役を務めると気づかれてしまうため、毎年、地域赤十字奉仕団や保護者、日赤支部の職員などにサンタ役をお願いしています。過去には、サンタ役を務めたお父さんから「娘が結婚するときに、あの時のサンタ役は自分だったと告白するのが夢です」という感想をもらったこともありました。
子どもたちも、クリスマスに向けて、サンタさんを喜ばせようとケーキを準備したり、ダンスを練習したりしました。また、クリスマスが終わってからも、もらったプレゼントを大切に使うことを学んでいます。
クリスマスのイベントは、子どもたちにとって、人の温かさにふれ、思いやりを育むきっかけになっています。
これからも、日赤の各保育園では、日常の保育に加え、夢と希望を届けるワクワクするイベントを考えながら、子どもたちが健やかに成長できる環境づくりに力を尽くしていきます。
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