こどもたちに愛のあふれた環境を ~こどもまんなか 児童福祉週間(5月5~11日)~
こどもたちの健やかな成長を国民全体で考えることを目的とした「こどもまんなか 児童福祉週間」(主唱:こども家庭庁など、協力:日本赤十字社ほか)が、今年度も5月5日から始まりました。
現在、日本赤十字社は、さまざまな事情により家庭で生活できないこどもたちの生活を支えるための乳児院や児童養護施設、子育て家庭に必要とされる安心安全な保育を行うための保育所、障がいのあるこどもたちの生活能力の向上や社会との交流の促進に向けた支援を行う医療型障害児入所施設など、全国で15の児童福祉施設を運営しています。
近年、こどもたちがより家庭的な環境で養育される機会を増やすために、里親制度の普及が進んでいます。日本赤十字社の乳児院や児童養護施設でも、温かい愛情と正しい理解をもち、自分の家庭に迎え入れて一時的または長期的に養育する「里親」が増えていくことを願って、里親希望者向けの研修や里親同士の交流会の開催など里親支援事業に積極的に取り組んでいます。
令和6年7月には、日本赤十字社初の里親支援センターとして「松本赤十字乳児院 里親支援センターひまわり」が設置されました。続いて、令和7年4月には、「松江赤十字乳児院 里親家庭サポートセンターてのひら」が設置され、より専門的かつ包括的に支援を行っています。今後も里親制度の普及活動、里親支援を推進していきたいと思います。
各施設では、季節ごとのイベントやお祝い行事、地域のイベント参加や遠足など、こどもたち一人ひとりと向き合いながら、わくわくするような経験ができるよう日々考えています。今後も、こどもたちが温かい愛情の中で健やかに成長していけるよう、見守っていきます!
里親同士の近況報告会
健やかな成長を願って、お食い初め
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