【速報】フィリピン南部・ミンダナオ島沖でマグニチュード7.8の地震発生、赤十字は最前線で活動中
2026年6月8日午前7時37分(現地時間)、フィリピン南部ミンダナオ島の沖合でマグニチュード7.8の地震が発生しました。強い揺れが観測されたミンダナオ島南部のジェネラル・サントス市では、現地当局の震度階級[1](10段階)のうち、最大で震度VII(7:非常に強い揺れ)に達しました。
地震発生を受け、現地当局は最大で1メートルを超える津波の到達の可能性を警告し、沿岸部の住民に避難を呼びかけています。ミンダナオ各地では余震が続いており、被害の全容はまだ明らかになっていません。一部報道では、少なくとも3人が死亡し、5人が負傷したと伝えられています。
また、地震が発生したタイミングは多くの学校で新学期が始まる時期と重なりましたが、学校や当局の迅速な対応により、生徒たちは校庭へ速やかに避難しました。政府は被災地域全体で授業の一時停止を決定しています。
[1] PHIVOLCS Earthquake Intensity Scale
建物被害や停電が発生するなど、ミンダナオ南西部でインフラへの影響が広がる©PRC
フィリピン赤十字社の対応
フィリピン赤十字社は地震発生直後から最前線で活動を開始し、状況のモニタリングと住民への注意喚起を行っています。フィリピン全国の職員・ボランティアが待機態勢に入り、迅速な対応に備えています。
これまでに、ジェネラル・サントス市ではボランティア17人と職員が緊急対応にあたるほか、被災地域では救急車や給水車などの配備や現地調査を進めています。また、コタバト州の高校では、地震後に体調不良を訴えた生徒への応急手当が行われました。
ジェネラル・サントス市の医療施設において被災状況のアセスメントや病院支援、患者の安全確保に取り組む赤十字職員とボランティア©PRC
コタバト州の高校で、生徒の体調不良に対応する赤十字ボランティア©PRC
フィリピン赤十字社は引き続き被害状況の把握を進めるとともに、必要に応じて救援活動を迅速に提供できるよう態勢を整えています。
日本赤十字社もフィリピン赤十字社および国際赤十字・赤新月社連盟と緊密に情報共有を行いながら、状況の推移を注視し、今後の支援ニーズに迅速に対応できるよう準備を進めています。