今年6月から8月にかけて世界各地で発生している大規模地震。その被災地には、いずれも各国赤十字社・赤新月社の姿があります。
8月10日にコロンビア西部で発生した地震においては、地滑りや道路被害でアクセスが難しい農村部も多くある中、コロンビア赤十字社は、発災直後から捜索救助チームを派遣し活動。現在は、避難所の設置、食料の提供と安全な飲料水の確保など、生活再建に向けた支援へと広げています。
8月15日に地震被害のあったインドネシアでは、余震が多発する中、避難生活の長期化が予測されています。インドネシア赤十字社は、避難所の設置・運営、保健医療の提供、安全な水の確保と衛生環境の改善などを通じて、その生活を支えています。
6月24日の大地震発生から2カ月以上が経過したベネズエラでは、支援の重点は、復旧・復興へと移行。ベネズエラ赤十字社は各国赤十字社・赤新月社やIFRC(国際赤十字・赤新月社連盟)、ICRC(赤十字国際委員会)などと連携し、安全な水の提供と衛生環境の改善、保健医療の提供、こころのケア、生活や生計の再建など、被災者の長期的なニーズに応えるために寄り添い続けています。
こうして、災害が起きたその日の緊急救援から、避難所での生活、その先の復興まで、赤十字は被災地に寄り添った支援を続けます。今回取り上げた3つの地震は、いずれもプレート境界や活断層の影響を受ける地域で発生。日本もまた、その地震多発地域に位置する国の1つです。
日赤は、これまで数々の地震災害と向き合ってきた経験や知見を生かし、各国赤十字社・赤新月社と共に、災害に備え、被災後に立ち直る地域の力=レジリエンスの強化に取り組んでいきます。
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*心理社会的支援とは
災害や紛争を経験した人々に寄り添い、安心や希望を取り戻すための支援です。赤十字は、話を聴くこと、人とのつながりを支えること、子どもが安心して遊べる場をつくることなどを通じて、心と暮らしの回復を後押しします。物資や医療と並び、人が再び自分らしく生きる力を育む重要な活動です。

