8月13日から14日の記録的豪雨により、千葉県内では甚大な被害が発生。成田赤十字病院では、13日夜の特別警報発令に伴い、各地で交通麻痺などが発生する困難な状況下で災害対策本部を設置し、被害情報の収集を開始しました。
14日には、県の要請を受けて被災病院にDMAT(災害派遣医療チーム)を派遣。電気などのインフラが停止する中、初日は患者を搬送、翌15日には被災病院の「本部支援」に入り、入院患者の転院調整や暗闇の中での院内移動を主導し、2日間にわたる活動を終えました。
一方、日赤千葉県支部ボランティアは、8月17日に千葉県赤十字災害ボランティアセンターを設置。赤十字防災ボランティアは、被災市町村の災害ボランティアセンターの立ち上げや運営支援や衛生活動に従事し、活動後の手洗い・うがいの呼びかけや、使用した資機材の洗浄など、ボランティアの安全と健康を守る活動を実施。さらに、地域奉仕団や青年奉仕団、看護奉仕団など、普段は別々に活動する「赤十字奉仕団」も力を合わせ、安心してボランティアに取り組める環境づくりに努めました。
高齢者の住居を片付けた青年奉仕団のメンバーは、濡れた絨毯の引き剥がし作業に奮闘。「家の中で靴を履かないと歩けないほど床が水浸しでした。高齢のため重い家具の移動ができず、絨毯を剥がさないと修繕の業者に入ってもらえないとのことで、そのお手伝いができてよかったです」と振り返りました。また、「豪雨から約2週間以上経っても、たくさんの人が支援を求めていることを知り、改めて被害の甚大さを思い知らされます。そんな中でも、前を向いて懸命に生きる高齢者の方や、ボランティア活動に励む仲間の姿に、元気と優しさをもらいました」と語りました。