10月のエリアニュース

全国各地、あなたの生活のすぐそばで日本赤十字社の活動は行われています。

京都府

「命を救うおしごと」に子どもたちが挑戦

京都府 献血スタッフ体験で保護者に問診を行う子ども
京都府 看護師の指導を受けながら献血スタッフの仕事を体験する子ども

8月2日、日赤京都府支部と京都府赤十字血液センターは、府内の商業施設で、赤十字の仕事が体験できる子ども向けの「おしごと体験」を実施しました。救護班体験では、無線機を使って「夏休みにしたいこと」を隊長へ報告。また、避難所で使う段ボールベッドも、お友達と協力して組み立てました。献血スタッフ体験では、献血ルームに勤務する看護師から指導を受け、献血者役の保護者に問診や血管の確認、腕の消毒を実際に行い、その後は模擬腕を使った採血の様子を見学。参加者からは、「血管を上手に見つけられてよかった」といった感想が。2年連続で参加した子どもも多く、昨年は緊張して泣いていた子が、今年は自信を持って笑顔で取り組む姿が見られました。

大分県

愛媛県

福井県1

夏休みに防災について学ぼう! 各地で親子、子ども向け防災イベント

大分県 「夏休み親子ぼうさい教室」で炊き出しを体験する親子

日赤大分県支部では、7月26日と8月2日に「夏休み親子ぼうさい教室」を開催。参加した親子は炊き出しやトランシーバー体験、重りを身につけて高齢者・妊婦の擬似体験をするなど、災害時に必要な備えや心構えを学びました。後日、参加児童からイベントで学んだ内容をまとめた自由研究が届き、防災への理解や関心の高まりを感じることができました。

愛媛県 「赤十字キッズ防災ラボ」で説明を聞く子どもたち

愛媛県支部では、8月16日、小学生を対象に体験型防災学習イベント「赤十字キッズ防災ラボ」を開催しました。参加者は、無線通信や災害時トイレの体験、非常食の試食などを通して、災害時に自分や家族の命を守る知識や行動を学びました。終了後、子どもたちからは「もしも災害が起きたらどう行動するか、家族と話し合いたい」などの感想が聞かれ、防災を身近なものとして考える機会になりました。

福井県 「防災アリーナプロジェクト」で赤十字奉仕団のブースに参加する子ども

©FukuiMaruoka RUCK

福井県支部では、8月23日に市内のスポーツ施設で開催された「防災アリーナプロジェクト」に参加。赤十字奉仕団が防災グッズ作りコーナーで新聞紙スリッパや牛乳パック笛の工作体験を実施した他、ガールスカウトと協力して熊本地震災害義援金への協力を呼びかけました。当日は約700人が来場。ドクターカーや救援物資の展示なども行い、防災意識の向上につながる有意義な機会となりました。

千葉県

千葉県豪雨災害 赤十字病院の医療チームとボランティアが活躍

千葉県 被災地で活動する成田赤十字病院のDMAT
千葉県 浸水した住宅の片付けにあたる赤十字奉仕団のメンバー

8月13日から14日の記録的豪雨により、千葉県内では甚大な被害が発生。成田赤十字病院では、13日夜の特別警報発令に伴い、各地で交通麻痺などが発生する困難な状況下で災害対策本部を設置し、被害情報の収集を開始しました。

14日には、県の要請を受けて被災病院にDMAT(災害派遣医療チーム)を派遣。電気などのインフラが停止する中、初日は患者を搬送、翌15日には被災病院の「本部支援」に入り、入院患者の転院調整や暗闇の中での院内移動を主導し、2日間にわたる活動を終えました。

一方、日赤千葉県支部ボランティアは、8月17日に千葉県赤十字災害ボランティアセンターを設置。赤十字防災ボランティアは、被災市町村の災害ボランティアセンターの立ち上げや運営支援や衛生活動に従事し、活動後の手洗い・うがいの呼びかけや、使用した資機材の洗浄など、ボランティアの安全と健康を守る活動を実施。さらに、地域奉仕団や青年奉仕団、看護奉仕団など、普段は別々に活動する「赤十字奉仕団」も力を合わせ、安心してボランティアに取り組める環境づくりに努めました。

高齢者の住居を片付けた青年奉仕団のメンバーは、濡れた絨毯の引き剥がし作業に奮闘。「家の中で靴を履かないと歩けないほど床が水浸しでした。高齢のため重い家具の移動ができず、絨毯を剥がさないと修繕の業者に入ってもらえないとのことで、そのお手伝いができてよかったです」と振り返りました。また、「豪雨から約2週間以上経っても、たくさんの人が支援を求めていることを知り、改めて被害の甚大さを思い知らされます。そんな中でも、前を向いて懸命に生きる高齢者の方や、ボランティア活動に励む仲間の姿に、元気と優しさをもらいました」と語りました。

神奈川県

「赤十字の仲間になろう!」 親子で学ぶ赤十字体験教室

神奈川県 心肺蘇生の手当てを体験する参加者
神奈川県 クイズに取り組む親子

日赤神奈川県支部では、8月1~2日、8~9日の4日間、親子を対象に「赤十字 de 自由研究“いのち”を守る体験教室」を開催しました。昨年に続いての開催でしたが、172家族434人と参加者が増えて大盛況。県内の救護/無線救急/山岳/安全の4つの赤十字奉仕団と「かながわ赤十字情報プラザ」援助奉仕団の合計5団が協力し、参加者は「かながわ赤十字情報プラザ」の中を回ってクイズに答えたり、担架搬送や無線通信体験などを通して、赤十字の事業への理解を深めました。参加者からは、「子どもが赤十字の活動に興味を持つようになった」「家の備蓄を見直したい」などの感想が聞かれました。

福井県2

滋賀県

香川県

青少年赤十字(JRC)の「トレセン*」 “周囲を巻き込む人”を育て、地域に還す

*リーダーシップ・トレーニング・センター

トレセンは、年齢や学校も異なる子どもたちが、指示や号令もない“自律”の集団生活を行い、「気づき→考え→実行する」力を育むと共に、人々の幸福のために周囲を巻き込んで行動を起こせる人を育てるもの。

福井県 トレセンのプログラムに取り組む小中学生
福井県 屋外で調理に取り組むトレセンの参加者

日赤福井県支部では、7月21~22日に小中学生52人、8月5~7日に高校生31人のトレセンを開催。ドイツと日本の違いを学んで国際理解を深めたり、「LGBTQ」「地球温暖化・環境問題」などの社会課題について意見を交わしたり、さまざまな体験を通して思いやりと行動力を育みました。

滋賀県 班ごとに山道を巡りながら課題に挑戦する参加者

滋賀県支部では、8月3~4日の2日間、小・中・高校生64人が参加。班ごとに山道を巡りながら課題に挑戦するなど、多彩なプログラムを通して、仲間と協働して目標達成する能力を高めました。参加者からは「リーダーは指示をする人ではなく協力者を巻き込む人だと学んだ。学校に戻ったら、この経験を多くの友だちに伝えたい」という声が寄せられました。

香川県 心肺蘇生を実習するトレセンの参加者

香川県支部では、8月5~7日に、小中高校生121人がトレセンを実施。グループワークでは熊本地震を機に避難所生活や救護活動に興味を持つグループが多く、実際に被災地で活動したことがある日赤職員に取材するなど、多様な方法で情報を収集し、それぞれが研究の成果を披露しました。