~気候変動緩和にむけて~植樹イベント「にっせきの森 創成事業」を開催しました!(広島県支部)

 去る6月1日(日)、広島県三原市内の山林において、植樹イベント「にっせきの森 創成事業」が行われました。

 本イベントは、植林活動を行っているNPO法人と日本赤十字社広島県支部が連携して、未来を担う子どもたちの気候変動・環境問題への関心を高め、気候変動への適応や緩和につなげる事業として、新たな森林づくりを目指すものです。

 当日は天候にも恵まれ、雲一つない晴天のもと、青少年赤十字メンバー、青年赤十字奉仕団員、看護大学生をはじめ、地域奉仕団員、無線奉仕団員や施設職員のほか、特別支援学校の生徒さんや企業サポーターの社員さんのご家族など約180名が参加しました。

 参加者はオリエンテーションの後、各班に分かれて山を登り、NPO法人のレクチャーのもと苗木(コウヨウザン(漢字名:広葉杉)と呼ばれる樹木)を受け取り、植樹を行いました。ほぼ参加者全員が植樹初体験であり、シャベルやくわの使い方に戸惑いながらも、自分が植えた苗木に名前をつけたりして、思い思いに笑顔で植樹を楽しんでいました。

 植樹を終えた後は、みんなで敷地内のクラブハウスやテントに集まって昼食をとり、ピクニック気分の楽しいイベントとなりました。

 イベント後の参加者アンケートには、「未来へつなぐというところを、肩肘張らずに楽しく参加できた。続けていくことが大事だろうなと思った」や、「子どもの成長と重なり、苗木の成長も楽しみになりました。土の斜面が緑であふれる姿になることで、地球に緑が増え、未来に自然を残すことにつながると思うと、大変意義がある取り組みだと思いました」などの声が寄せられ、楽しみながら気候変動問題を学ぶ機会となったことがうかがえました。

 本事業は数年間にわたり続ける計画で、秋には2回目の開催が予定されています。参加者がグループの垣根を越えて交流し、植えた木の成長に自身の成長を重ね合わせながら気候変動対応を考えていく、息の長いイベントになることが期待されます。

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植樹前に全員無事故の合言葉をみんなで唱和「どんぐり」「ころころっ~!」

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班に分かれて植樹場所に向かう参加者たち

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植樹場所でレクチャーを受ける参加者

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親子で楽しく植樹

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作業の後のお昼ごはん

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綿菓子コーナーに子どもたちは大喜び!

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イベントのチラシ