【第3報】悪石島へ派遣された看護師の活動報告(トカラ列島近海で発生した地震)

 日本赤十字社鹿児島県支部では、鹿児島県からの要請に基づき、6月21日ごろから地震が頻発している悪石島(鹿児島県十島村)の住民への持続的な支援を行うため、鹿児島赤十字病院の看護師1名を派遣しました。
 (活動期間:7月5日~7月8日までの4日間)

 活動期間中は、
  〇 診療所の補助
  〇 島内の避難所等の巡回
  〇 島外避難者(要配慮者)の乗船支援
  〇 避難所における避難者の安否確認
 などを実施しました。

 派遣された看護師からは、「島民は連日の揺れに対して、ある程度慣れを見せているものの、夜間の地震による不安から眠れない日々が続いている。中には、夜を車中で過ごす住民もおり、精神的・身体的な疲労が蓄積している様子がうかがえた。引き続き、専門機関と協力し、健康観察やこころのケア活動などの支援を行っていく必要がある」との報告がありました。
 日本赤十字社は、今後も行政と連携を図りながら、十島村の住民の方への支援を継続してまいります。

画像 島民の健康観察を行う鹿児島赤十字病院看護師

画像 情報収集を行う鹿児島赤十字病院看護師