地域で取り組む災害への備え

災害時要配慮者向け炊き出しレシピの普及

 日本赤十字社茨城県支部は、常磐大学健康栄養学科と協働で、災害時要配慮者向けの炊き出しレシピを開発しています。災害時要配慮者とは、高齢者、障害者、乳幼児、など災害時に特に配慮が必要な人々です。これまで開発したレシピは、「トマトカレー」「お麩(ふ)じゃが」など10品目で、地域住民への普及に取り組んでいます。

 8月23日に水戸ヤクルト販売(株)との共催で、「ご近所マルシェ 防災レシピを作ろう」イベントを開催しました。イベントでは、親子やご夫婦など、約20名の方々が参加され、常磐大学の学生と一緒に「トマトカレー」を作り、みんなでおいしくいただくことができました。 今回のイベントは、レシピを覚えるだけではなく、親子で過ごす楽しい時間や、地域の方々との交流の場にもなりました。

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食事作りを楽しむ親子

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おいしくできたカレーを食べる子どもたち

 災害時にも、栄養バランスの良いあたたかい食事を取ることは、人々の心と体の健康を守るうえで重要です。日本赤十字社茨城県支部では、災害時に支援が届きにくいといわれる要配慮者向けの災害時炊き出しレシピを、これからも多くの方々に届けられるよう取り組んでいきます。

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詳しいレシピは、日本赤十字社茨城県支部ホームページ

「炊き出しレシピ」 特設ページをご覧ください。