紛争の激化・拡大により苦しんでいる人びとを救うため ウクライナ人道危機救援金の受け付けを開始します

~皆様からの温かいご支援をお願いいたします~

「ウクライナ人道危機救援金」の受け付け開始

このたび、日本赤十字社は、赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、各国赤十字社が実施するウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援するため、下記のとおり、海外救援金を募集いたします。

画像 ウクライナから避難してきた人びとに国境沿いで食料や衛生物資等を配付する赤十字ボランティア

1 救援金名
  「ウクライナ人道危機救援金」

2 受付期間
  2022年3月2(水)~2022年5月31日(火)まで

3 受付口座
(1)ゆうちょ銀行・郵便局
   口座番号 00110-2-5606
   加入者名 日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)
   ※ 通信欄に「ウクライナ人道危機」と明記してください。
    また、受領証を希望される方は、併せて「受領証希望」と明記してください。

(2)都市銀行
三井住友銀行 すずらん支店 普通預金 2787781
三菱UFJ銀行 やまびこ支店 普通預金 2105784
みずほ銀行 クヌギ支店 普通預金 0623471
口座名義はいずれも「日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)」

※受領証発行をご希望される場合は別途ご連絡が必要です。
詳しくは、弊社WEBサイトをご覧ください。 https://www.jrc.or.jp/contribute/help/#kaigai

画像 避難する子どもたちが少しでも安心して過ごせるようおもちゃなどを渡す赤十字ボランティア

国際赤十字を通じ日赤から2,000万円の資金援助

ウクライナ各地で激化している戦闘により、多くの市民が緊張と不安の中で過ごしています。すでに子どもを含む市民400人以上の死傷者が報告され、市民生活に不可欠なインフラにも被害が出ています(※1)。また、戦闘による被害を恐れて、多くの人びとが、周辺国(ポーランド、ルーマニア、スロヴァキア等)に避難しており、その数はすでに50万人を超えると推定されています。さらに10万人以上が国内避難民となっている状況です(※2)
※1・2 国連人道問題調整所2/28付報告より

この状況を受け、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)と赤十字国際委員会(ICRC)は、ウクライナ及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国、その他の国々での赤十字による救援活動を支援するため、総額2億5,000万スイスフラン(約313億円)にのぼる緊急救援アピールの発出を決定。日本赤十字社は、この緊急の援助要請に対し、2,000万円の資金援助を決定しました。

現地では、赤十字の基本原則のもと、ウクライナ赤十字社をはじめとする各国赤十字・赤新月社、IFRC、ICRCが連携し、赤十字全体でこの危機に対応するとともに、すべての紛争当事者に対し国際人道法の遵守、とくに一般市民の保護、人道支援のアクセスの確保を強く訴えています。
詳しくは弊社WEBサイトをご覧ください。https://www.jrc.or.jp/international/news/2022/0228_023946.html

救援金についてのお問い合せ   日本赤十字社 パートナーシップ推進部 Tel:03-3437-7081(直通)
このリリースについてのお問い合せ  メディアの方へ https://www.jrc.or.jp/media/

画像 紛争激化以降も、ウクライナでは赤十字ボランティアが防空壕や地下鉄の駅に避難している市民にも救急法のトレーニングの提供を続けている 2月27日