【速報3】イスラエル・ガザ人道危機:救援金受け付け開始

10月7日から激化しているイスラエルとガザでの武力衝突はいまもなお続いており、被害は拡大するばかりです。死者はイスラエルで1,400人、ガザでは2,808人*、双方で4,200人を超えました(1016日現在)。イスラエル・ダビデの赤盾社(イスラエルの赤十字社)では負傷者の方々への対応に、パレスチナ赤新月社は空爆や退避によって自宅を追われた方々への支援や負傷者の搬送の対応に追われています。民間人への攻撃が絶えず、人質としての拘束や医療従事者や人道支援団体の被害も相次ぎ、赤十字は戦時のルールである国際人道法の遵守の重要性を引き続き訴えています

*西岸地区の死者数58人を加えると2,866人。パレスチナ赤新月社はガザ地区、西岸地区で支援を必要とする方々のために活動を継続しています。

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負傷者の搬送にあたるイスラエル・ダビデの赤盾社©MDA

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負傷者の搬送にあたるパレスチナ赤新月社©PRCS

日本赤十字社は本日1017日より、イスラエル・ガザ人道危機救援金の受付を開始しました。お寄せいただいた救援金は、赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、イスラエル・ダビデの赤盾社、パレスチナ赤新月社、日本赤十字社が行う救援・復興支援活動等に充てられます。また周辺国に人道危機が波及した場合にはその対応にも活用されます。被害に合われた方々に支援を届けるため、皆さまからの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

「イスラエル・ガザ人道危機救援金」

受付期間: 2023年10月17日(火)~2024年1月31日(水)

使途  : 赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、イスラエル・ダビデの赤盾社、パレスチナ赤新月社、日本赤十字社が行う救援・復興支援活動等に使用されます。*周辺国等に人道危機が波及した場合には、その対応を含む。

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