【速報6】トルコ・シリア地震:日赤から2億円の追加資金援助を決定

 トルコ・シリアの国境付近で2月6日に地震が発生した翌日、日本赤十字社はトルコでの活動に1,000万円、シリアでの活動に1,000万円の資金援助を決定しました。地震の発生から10日が経過し、甚大な被害の全容が明らかとなる中、赤十字は総力を挙げて救援活動を実施しています。日赤はより多くの被災された人々へ支援をお届けするため、トルコでの活動に1億円、シリアでの活動に1億円、計2億円の追加資金援助を決定しました。

■トルコとシリアでの継続的な支援活動

 トルコでは、トルコ赤新月社の961人のスタッフと4,565人のボランティアが主体となって、24時間体制で救援活動を続けています。また、シリア赤新月社も、地震の発生後、4,000人以上のスタッフとボランティアが、保有する300台以上の車両を総動員して救援活動を実施してきました。これまでの主な活動内容は以下の通りです。

■トルコ赤新月社の支援活動(2月15日時点)

避難所支援  住居を失った人々に対して3,000張の大型テント、6万張の家族用のテント、5万600枚の毛布を配付しました。
食事の提供  2,000万食の温かい食事や446万食のスープ等、4,600万食以上の食事を被災者に提供しました。
また、320台のキッチンカーやその他141カ所でも食事を提供し、1,000万食以上のレトルト食品も配付しました。
水と衛生  1,500万本の飲料水ボトルの配付を行い、乳児用衛生キット(おむつ等)の配付も行っています。
血液の供給  被災地域での血液の需要増加に対応するため、トルコ全土の159カ所の血液センターから
被災地に血液製剤を送り、トルコ全土の人々に献血を呼びかけています。
情報提供  首都アンカラに168のコールセンターを開き、被災者に必要な情報の提供や支援場所の案内を行っています。

画像 被災者に食事を提供するスタッフⓒトルコ赤新月社

画像 倒壊した建物で救助活動を行うスタッフⓒシリア赤新月社

■シリア赤新月社の支援活動(2月15日時点)

避難所支援  1,755世帯のニーズを調査し、避難所となっている175カ所のモスクや教会の支援を行いました。
救援物資配付  2万8,500人に食料、子どもや母親のための栄養補助剤、衛生物資、毛布、寝袋、
マットレスなどの救援物資を配付しました。
保健医療支援  被災地での応急処置や重症患者の病院への搬送、また、巡回医療チームによる地域の啓発活動や
医薬品の提供など、2万件の医療支援を展開しています。
 母子保健、メンタルヘルス、リハビリテーションの専門家が医療提供を実施し、9,000人以上の女性に
医薬品を提供しました。
水と衛生  2万5,000本の飲料水ボトルの配付を行い、5万以上の衛生キットを配付しました。
また、55の水タンクの被害状況の調査も実施しました。
離散家族再会支援 離ればなれになった家族の再会支援を37件実施しました。

 日本赤十字社は、引き続きトルコ赤新月社及びシリア赤新月社とともに、被災者への支援を全力で取り組みます。被災地の状況は日々刻々と変わっており、人々の様々なニーズに応じて幅広い活動が求められています。

 今後とも、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

「2023年トルコ・シリア地震救援金」

受付期間: 2023年2月9日(木)~2023年5月31日(水)

使途  : 国際赤十字・赤新月社連盟の緊急救援アピール等に対する資金援助、トルコ赤新月社並びにシリア赤新月社による救援・復興活動、日本赤十字社による救援・復興活動等に使われます。

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