【オンライン講演会のお知らせ】「中東・パレスチナ情勢と赤十字支援 」2021年7月16日(金)18:30~

不安定な情勢続くパレスチナの現状とCOVID-19状況、国際支援の今についての対談形式の講演会を実施します!ぜひご参加ください。

日時・開催/参加方法

【日時】2021年7月16日(金) 18時30分開始(20時30分終了予定)

【開催方法】マイクロソフト・チームズによるオンラインイベントとなります。

【参加方法】要事前登録。必ず下記からお申し込みください。その後、イベント参加URLを登録メールアドレスに送信させていただきます。

※専用アプリのダウンロードは不要、インターネットから参加可能です。

参加申し込みはこちらから

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報告者

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五十嵐 真希

日本赤十字社中東地域首席代表/国際赤十字・赤新月社連盟緊急保健調整員

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錦田 愛子

慶応義塾大学准教授 移民/難民研究、現代中東政治

対談概要

新型コロナ感染症の影響が継続する中東地域において、今年5月のパレスチナ/イスラエル情勢悪化は、総勢300人近い犠牲者が出る痛ましい軍事衝突に発展しました。コロナ対応など現地への支援を継続させてきた日本赤十字社も、特にガザ地区での大きな被害に対しては緊急支援を決定するなど、現地の赤新月社や国際赤十字・赤新月社連盟と密に調整してきました。
しかし、停戦後復興の見通しも立たないガザ地区の状況、エルサレムやヨルダン川西岸地区で続く不安定な情勢、70年以上続くパレスチナ難民の状況など、パレスチナをめぐる諸問題は長い歴史の中で目まぐるしく錯綜しており、問題の把握にはこの地域が持つ歴史的経緯や地域情勢への理解を一つ一つ紐解いていくことが重要です。
今回は、日本赤十字社中東地域代表の五十嵐真希職員と移民/難民研究、中東現代政治(パレスチナ/イスラエル)の専門家である錦田愛子准教授の、長く中東地域の問題に携わってきたお二人の対談を通じ、ガザ軍事衝突後の復旧の障壁、感染症対策での懸念、イスラエルとパレスチナそれぞれの内政事情といったパレスチナの人びとが直面する諸問題の解説と合わせて、人道支援や日本に住む私たちに何が求められているのかについてお話頂きます。

報告者プロフィール

〇 五十嵐真希
 北里大学薬学部卒業、ニューヨーク市立ブルックリン大学地域保健(死生学)修士号、赤十字において東南アジア、東アフリカにて地域保健事業担当、地域代表を歴任し、2015年からレバノンに駐在し現職、中東北アフリカ17か国の現地赤十字社の緊急保健に関する技術サポート、連携調整、資金調達等を担う。

〇 錦田愛子
 パレスチナ/イスラエル紛争とパレスチナ難民問題を起点に、シリア難民やイラク難民など中東およびヨーロッパ諸国での移民/難民の研究に取り組む。ベイルート・アメリカン大学(レバノン)客員研究員、ヘブライ大学(イスラエル)客員研究員などを歴任し、2019年から現職。

お問い合わせ

日本赤十字社国際部国際救援課(担当:塩塚)まで。 
Email: kokusai-kyuen@jrc.or.jp / TEL: 03-3437-7088