バングラデシュ・コックスバザールにある世界最大級の避難民キャンプ。
2017年の大規模な避難民流入から9年近くが経った今も、約120万人もの避難民が暮らしています。
しかしキャンプでの厳しい生活を背景に、マレーシアやインドネシアなどを目指して危険な海路に出る人々が後を絶ちません。避難民を乗せた船が海で転覆し、2025年は約900人が犠牲になり、今年7月には500人以上が死亡した恐れがあるとされています。
バングラデシュ赤新月社(BDRCS)は、IFRC*2や各国赤十字社、赤新月社と連携し、避難民キャンプで、給水・衛生、住居、生計支援の他、災害リスク削減のための支援を行っています。
日赤もまた、診療活動に加え、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりや妊産婦のための健康支援、「こころのケア」、ボランティアによる保健活動など、地域に根差した取り組みのサポートを行っています。
©IFRC/BDRCS
長期化する避難生活に加え、人々の生活を脅かすのが、モンスーン豪雨による自然災害。
今年7月上旬にも、バングラデシュ南東部および北東部を中心に記録的な豪雨が発生し、洪水や土砂崩れによって50人以上が死亡。
26万以上の世帯が孤立し、110万人以上が被災しました。そのため、3500人以上のボランティアが救助や避難支援を行い、食料や安全な水の供給、医療サービスの提供を行っています。
日赤も、BDRCSと連携しながら、現地のニーズに応じた支援を引き続き行っていきます。
©BDRCS
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*2 IFRC=国際赤十字・赤新月社連盟





