「近年は、キャンプやマリンスポーツなど、水辺のレジャーが人気ですが、川や海の危険に関する知識が不十分で、思わぬ事故に遭うケースが後を絶ちません」と語るのは、赤十字水上安全法指導員の佐藤藍さん。これらの遊びを安全に楽しむための第一歩は、まずは体調管理から、と佐藤さんは言います。
「非日常のイベントに気分が高揚していますが、体調にいつもと違う感じはないか、冷静に見極めることが大切です。特に子どもは、多少調子が悪くても楽しみが勝って、『大丈夫!』と答えがち。頭やおなかが痛くないか、ダルさや熱っぽさはないかなど、具体的に尋ね、しっかり観察しましょう。また、水に触れていると油断しがちですが、熱中症対策も忘れずに。こまめな水分補給と休憩を心掛けましょう」
そして、水遊びをする上で積極的に着用してほしいのが、ライフジャケット。
「ライフジャケットは、水遊びのシートベルト。体に合ったサイズを選び、サイドベルトと股ベルトを正しく締めることが大切です。子どもが大人用を着ると、水中で体が抜けてしまうことも。また、小型船舶に乗るときや磯遊び、川遊びなどの用途や使用場所に応じて、安全基準を満たした物を選びましょう」
前日の雨、上流の天候でも安全は左右される

川のレジャーは、急な増水や水流の変化が発生する危険も。自分たちが遊んでいる場所・時間の空模様だけでなく、広い視点で危険を予測することが重要







