
「戴帽式」は、入学後の半年間に基礎看護学を集中して学び、これから実習で患者さんに関わる節目となる、「看護の道を歩む」という決意を形にする儀式です。
10月31日、北海道の浦河赤十字看護専門学校では“最後の戴帽式”が行われました。今年の入学生は6人。同校は1990年に開校し、これまで800人以上の看護師を送り出してきましたが、2028年の6人の卒業によって閉校となります。同校の向井早霧副学校長は「本校は地域との温かな交流を意識した教育を行ってきました。学生たちは、地域に愛されていることを実感し、地域に恩返ししたいという思いで巣立ちます。戴帽式を終えた6人も、地域と人に寄り添う看護師になってくれることを願っています」と思いを述べました。










