11月のエリアニュース

全国各地、あなたの生活のすぐそばで日本赤十字社の活動は行われています。

京都府

JRCが企画! 児童福祉施設の子どもたちを招いて夏祭り

日赤京都府支部では、8月21日に青少年赤十字(JRC)夏祭りを開催しました。この企画は、青年赤十字奉仕団のメンバーで、府内の児童福祉施設で働く宮本佳蓮さんが、「施設の子どもたちに地域に出て色々な人と関わってほしい」という思いで発案。JRCメンバーがそれに応え、子どもたちとの関わり方や安全配慮についての勉強会を経て、企画、準備を行いました。当日は施設の子どもたちが招かれ、スタンプラリーやペットボトルを活用したボーリングなど、手作りの縁日コーナーで子どもたちをもてなしました。終了後宮本さんは、「これからも小さなニーズにも目を向けて、地域に還元する活動をしていきたい」と語りました。

三重県

点訳奉仕団が活躍 小学校で出張点字授業

日赤三重県支部点訳奉仕団は、9月19日に桑名市の小学校4年生向けに、点字の授業を行いました。点字器と点筆を使って50音の打ち方を練習した他、日用品にある視覚障害者への工夫を見たり触ったりも。子どもたちからは、「点字には規則性があることが分かった」と言った声があがりました。奉仕団メンバーは、「これから外で目が不自由な人を見かけたら、『何かお手伝いしましょうか?』と声をかけてね」と呼びかけました。

熊本県

佐賀県

兵庫県

ハローキティーが赤十字病院に! 車いすも贈呈

㈱サンリオは社会貢献活動「Sanrio Nakayoku Project」の一環で、各地の赤十字病院に47台の車いすを寄贈、ハローキティが小児病棟を慰問しました。

© 2025 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. GS660026

9月2日、熊本赤十字病院に訪れたハローキティに、入院中の子ども達は大興奮。この日を心待ちにし、お手紙を用意した子も。笑顔と勇気をもらい、病棟全体がやさしい空気に包まれ、職員にとっても大切なひとときになりました。

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同3日には、唐津赤十字病院を訪問。小児病棟を回って笑顔を届けるハローキティに、子どもたちは「キティちゃんに会うのは初めて!」と大喜びで握手やハグを交わしました。それを見たご家族からも、喜びと感謝の声が寄せられました。

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同9日には姫路赤十字病院を訪問。プレイルームでキティちゃんと一緒にダンスをしたり、記念撮影をしたりと楽しい時間を過ごした他、移動が難しい子どもたちへはハローキティが各病室を訪問して、素敵なプレゼントを手渡しました。

鹿児島県

大阪府

ワールド・ファーストエイド・デー 大阪・関西万博でもイベントが大盛況

9月第2土曜日は「ワールド・ファーストエイド・デー(世界救急法の日)」。日赤は各支部で、心肺蘇生や応急手当など、事故予防のための知識と技術の普及のための講習やイベントを開催しました。

鹿児島県支部では、「気候変動と応急手当」というテーマで、気候変動に伴うリスクに対する予防や手当ての知識と技術を学ぶイベントを実施しました。熱中症の予防と手当てが学べるパネルの展示や、心肺蘇生とAEDの使い方体験などを通して、家族連れを中心に多くの人が学びを得ました。

大阪府支部では、大阪・関西万博の赤十字パビリオン前で、心肺蘇生・AED体験イベントを実施しました。このイベントには、新日本プロレス所属の真壁刀義選手、マスター・ワト選手がボランティアで参加。トークショーで真壁選手は、「AEDを知ることが財産になる」と、自らデモンストレーションを行いながら、救急法を学ぶ意義をアピールしました。その後、約120人の参加者が、選手たちと一緒に心肺蘇生の体験にチャレンジしました。

高知県

香川県

愛媛県

9月は防災月間 南海トラフ地震を想定して四国で防災イベント

1923年9月1日の関東大震災を教訓とし、9月は防災月間に定められています。

日赤高知県支部では、9月7日に「赤十字防災・減災イベント 〜家族の命を守り、避難生活を考える〜」を開催。今年は、JRCメンバーが発案したゲーム形式で防災リュックの中身について考えるブースや、奉仕団によるAEDの使い方講座、避難生活でのリラクゼーションの体験などで楽しく学び、防災意識を高めるイベントとなりました。

香川県支部では、9月20日から21日にかけて、さぬき市大川町の南川自然の家で「防災キャンプ2025」を開催。安全奉仕団、レスキューサポートバイク奉仕団、アマチュア無線奉仕団、青年奉仕団、防災ボランティア、青少年赤十字から37人が参加しました。災害時を想定したテントの設営体験では、参加者全員がテントの立ち上げ手順を体験。他にも、災害時に役立つロープワークや炊き出し調理、家庭の非常用持ち出し袋の内容チェックなど、さまざまな知識と技術を楽しく学びました。

愛媛県支部では、9月30日に宇和島市立岩松小学校で「手つなぎ防災ひろば」を実施しました。この地域は、南海トラフ巨大地震が発生すれば最大7メートルの津波が到達する可能性があると言われています。日赤の防災セミナーメニュー「おうちのキケン」「まもるいのち ひろめるぼうさい」を使用したグループワークで防災意識を高め、さらに応急手当や搬送方法の体験、ハイゼックス袋による炊飯も実施。参加した児童からは、「準備することの大切さがわかりました」と言った感想が聞かれました。