10月のエリアニュース

全国各地、あなたの生活のすぐそばで日本赤十字社の活動は行われています。

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神奈川県

「かながわ赤十字情報プラザ」 開館15年&来場者3万人記念

横浜市にある「かながわ赤十字情報プラザ」は、赤十字の歴史や国際人道法、日赤の9つの事業などを県民に広く紹介する施設です。2010年に開設し、今年で15年目を迎えました。開館以来多くの方々が見学に訪れ、コロナ禍での一時閉館を経て、この度累計来場者3万人を達成!15年の節目と来場者3万人突破を記念して、9月3日に記念セレモニーを開催しました。

記念すべき節目の来場者は、健保練神奈川連合会川崎部会の方々。ハートラちゃんもお祝いに駆けつけ、来場者へ感謝の気持ちを伝えました。同部会代表の板倉和寿 部会長は、「保健医療に携わっている立場として、医療や災害救護の最前線で活動を行っている赤十字の活動をしっかり勉強していきます」と語りました。

大分県

「人道人間クロスレッド」がショートムービーで登場

日赤大分県支部オリジナルのヒーロー・人道人間クロスレッド。2022年10月に同支部公式YouTubeに登場し、この3年間で計4話が公開されています。そして、今年9月からは、装いも新たに、SNS(Instagram、YouTube)でのショートムービーとして登場。「救急法等講習普及ヒーロー」としての活躍や赤十字事業を啓発する内容が1分未満の気軽に見られる動画となって戻ってきました。大人気のクロスレッドとおなじみの利己心軍団戦闘員を熱演するのは、ほぼ全て日赤職員。今後定期的に配信予定なので、ご期待ください!

ショートムービーは下記から
ご覧いただけます

静岡県

心を震わせた人道の学び 高校生の宿泊研修

日赤静岡県支部では、8月4日・5日の日程で、青少年赤十字(JRC)高校生メンバー研修会を開催。県内のJRC加盟校から生徒、教員など72人が参加しました。初日は大阪・関西万博の「国際赤十字・赤新月運動館」を訪問。

2日目は、午前中に兵庫県神戸市の「人と防災未来センター」を見学しました。ここでは、阪神・淡路大震災の記録や復興に向けた取り組みを学び、防災・減災の備えの必要性を改めて実感する時間となりました。

午後からは、大阪赤十字病院へ。ガザ地区で医療支援に従事した助産師による講話を聴講しました。現地の医療現場の実態や苦労などのエピソードを聞いた参加者は「感極まりながら話されている様子が印象的でした。人の命をもっと大切にすべきだと感じました」と感想を語りました。

京都府

子ども救護班が活躍! 赤十字のお仕事体験会

日赤京都府支部では、8月3日にイオンモール久御山で開催されたお仕事体験イベントに、京都府赤十字血液センターと共に参加しました。各回定員16人・計4回の体験会は、事前予約で満席となり、多くの子どもたちが赤十字の仕事を体験しました。

冒頭では赤十字の活動について学び、その後、救護活動には欠かせない無線の練習をしました。子どもたちそれぞれが救護隊員となり、「夏休みにしたい事」を本部に無線で報告。また、段ボールベッドの組み立てにも挑戦しました。8人1組となり、制限時間5分での組み立てにチャレンジ。全班が見事にクリアし、完成後は実際に寝心地を体験しました。

最後は救急法の実践。お父さんお母さんが腕にケガをしてしまった想定で、三角巾を使って手当てをしました。保護者からは、「しっかり固定されている!」と感心の声が上がりました。その他、血液センター側のブースでは、献血の受け付け体験も行いました。

岡山県

奈良県

栃木県

夏休み+赤十字、といえば、トレセンだ! 今年も各地で開催

日赤の各県支部では、毎年夏休みの時期に、青少年赤十字(JRC)の教育プログラム「リーダーシップ・トレーニング・センター(トレセン)」を実施します。集団生活を生徒たちが自主的に運営し、これから起こることを予測して行動する「先見」や、指示されて動くのではなく、生徒自身の自己管理を促す「号令のない生活」をしながら、人を思いやる心や問題解決能力を高めます。

岡山県支部では、8月5日・6日にトレセンを開催。日本遺産(特別史跡)でもある岡山青少年教育センター閑谷(しずたに)学校を会場にし、高校生のJRCメンバー12人が参加しました。初日は、赤十字やリーダーシップについて学ぶグループワークと、大分県のJRCメンバーとのオンライン交流会を実施。岡山と大分、それぞれの文化や風土、名物や特産品等の郷土の魅力について紹介し合いました。2日目は、フィールドワークやワークショップを実施。赤十字クイズや指先を使ったドローイング、閑谷学校の史跡を題材にした俳句などに挑戦しました。

奈良県支部では、8月7日・8日の日程でトレセンを開催。集団生活を通してリーダーシップを養うきっかけを得、学校や地域社会で活躍していく生徒の養成を目的に、27校48人のメンバーが参加しました。1日目は、赤十字の理念や身近なものを使った応急手当を学んだ他、共同作業で試行錯誤しながら行うアクティビティを。2日目は、フィールドワークを実施。グループを編成し、初日に学習した内容を含む課題を解決しながら、仲間と力を合わせてやり遂げました。最後にはメンバーから「2日間食事を作ってくれた奈良市地区赤十字奉仕団の皆さんへ感謝を伝えたい」と申し出があり、お礼の手紙を作成。同奉仕団委員長へ、手渡されました。

栃木県支部では、8月7日から9日にかけて、とちぎ青少年センターと栃木県青年会館を会場に開催。今回は、中学生34人、高校生26人が参加し、中学・高校合同で行いました。学習の中には、目の不自由な人の不安や感覚を体験する「暗夜行路」も。複数人のグループで目隠しをしながら、ロープなどを頼りに20メートルほどの道のりを歩き、仲間から声のサポートを受けることで信頼関係の大切さを学びました。また、宿泊研修ならではの交流も行われ、有意義な3日間となりました。