9月のエリアニュース

全国各地、あなたの生活のすぐそばで日本赤十字社の活動は行われています。

沖縄県

台風第8号の被害 沖縄県北大東村(きただいとうそん)で救護活動

7月25日からの台風第8号による局所的な大雨により、沖縄県内の2村(島尻郡北大東村及び南大東村)において多数の浸水被害が生じ、災害救助法が適用されました。これに伴い日赤沖縄県支部では救護活動を開始。北大東村からの要請を受け、支部職員を現地に派遣し、被災地のニーズを調査。また、浸水被害などでトイレが使用できない避難所に対して、日赤で備蓄している災害用の簡易トイレ(4基)を自衛隊の協力のもと同村へ届けました。今回の被災地支援のため、義援金の募集も行っています。詳しくは下記のボタンから。

静岡県

トライアスロン大会にAED体験ブース出展 チャリティーエントリーも

日赤静岡県支部は、令和6年度から一般社団法人静岡県トライアスロン協会とパートナーシップを締結しています。その協定に基づき、この夏に県内で開催されたトライアスロン大会では、初めてチャリティーエントリーを実施しました。チャリティーエントリー協力者には、支部オリジナルのハートラちゃんトライアスロンバージョンのボディシールが配布され、それを腕などに貼って競技に参加。また、AED体験ブースも出展し、参加アスリートや大会ボランティアらが訪れました。トライアスロン大会ということもあり、AEDの使い方に高い関心を寄せる参加者が多く、疑問点や心肺停止の際の対応を、指導員に熱心に質問する様子が見られました。

奈良県

支部創立130周年記念事業「救急法を知ろう!!」 高校生を対象に講習会

130周年記念のロゴを使ったピンバッジも作成

日赤奈良県支部は、今年で創立130周年。オリジナルのロゴや、支部の活動写真でモザイクアートを製作するなど、歴史ある活動の周知に取り組んでいます。その記念事業の1つが、7月29日に開催された高校生対象の救急法の特別講習会です。県内から18人の学生が参加し、胸骨圧迫や人工呼吸などの一次救命処置を学んだ他、会場となった血液センターの見学や献血セミナーも受講。当講習は、本格的な救護員資格が取れる養成講座に無料で参加できる特典付きで、講習後には早速、参加の申し込みがありました。

福岡県

秋田県

京都府

神奈川県

水の事故から命を守るために 全国各地で水上安全法講習

日赤福岡県支部では、6月3日、10日、17日の3日間、小学校教員を対象とした着衣泳体験指導講習を開催しました。約150人の教員が参加し、上手に水に浮く「浮き身」の取り方や身近なものを利用した救助法などを学びました。

秋田県支部では、7月5日に親子を対象に赤十字水上安全法講習を開催し、8組22人が参加。服を着たまま水に落ちるとどうなるのか、溺れた場合の対応などを学びました。参加者は「溺れた人にはペットボトルを投げて助けたい」と感想を語りました。

京都府支部では、7月11日、14日に県内のJRC加盟校にて、救急法と水上安全法の短期講習を行いました。それぞれ小学校高学年を対象に、胸骨圧迫やAEDを用いた一時救命措置の基本を学んだ他、着衣泳を体験し、浮いて救助を待つ訓練をしました。

*青少年赤十字

神奈川県支部は、7月21日の海の日に、三浦海岸海水浴場で小学生と保護者を対象に自由研究イベントを開催。60人が参加し、着衣泳、ライフジャケット着用、レスキューボード体験など通し、水上安全法指導員から水の事故防止を学びました。

香川県

大分県

誰かを救える、て楽しい! 親子で学ぶ、救急法&防災教室

日赤香川県支部では、7月19日に「親子 de 楽しむ救急法講習会」を開催しました。38組100人の親子連れが参加し、心肺蘇生やAEDの操作方法、傷病者の搬送などを体験・学習。子どもたちも「誰かの命を助けられるように」と、一生懸命に取り組む姿がありました。

大分県支部では、災害から命を守るための自助・共助を学ぶ「夏休み親子ぼうさい教室」を実施。炊き出しや新聞紙の食器作り、トランシーバーでの通信など、災害時を想定した体験を通して防災・減災について親子で考え、「気づきのある貴重な経験だった」と好評を博しました。

愛媛県

登山者の安全確保のために 「お山開き」臨時救護活動

日赤愛媛県支部では、毎年、西日本最高峰・石鎚山のお山開きに合わせて、臨時救護活動を実施しています。今年も7月1日から10日までの期間、臨時救護班4班(看護師12人、主事9人、赤十字ボランティア4人)を派遣しました。救護班は、標高1500から1800メートル付近の救護所を起点に活動し、登山者からは、「赤十字の皆さんのおかげで安心して登山ができる」という言葉が聞かれました。