8月のエリアニュース
全国各地、あなたの生活のすぐそばで日本赤十字社の活動は行われています。
気になるエリアをチェック!
福井県
空襲、地震、数々の危機を乗り越えて 福井赤十字病院創立100周年
福井県
福井赤十字病院が4月1日で創立100周年を迎え、6月14日に記念式典とその歩みを伝えるパネル展が開催されました。同院は1945年の福井空襲や1948年の福井地震などの度重なる災害に見舞われながらも地域の支援を受けて、再建。その後は北陸トンネル火災事故や福井豪雨の救護活動をはじめ、近年では災害対応訓練を毎年実施。また、原子力発電所の事故を想定した被ばく患者受け入れ対応訓練も行うなど、地域に密着した活動を続けています。式典では、清家篤社長からの挨拶、小松院長から今後の決意が語られた他、特別講演では、地元出身で前気象庁長官の森隆志さんが登壇しました。なお、100周年を記念し、9月7日に演出家・宮本亞門さんを迎えた無料講座「生きる力を考える〜がんと向きあう いのちの舞台〜」を開催予定。
香川県1
被災者に寄り添えるスキルとは 知識・技能の向上を目指して 赤十字ボランティア基礎研修会
香川県1
日赤香川県支部では、6月14日に「香川県赤十字防災ボランティア基礎研修会」を実施しました。この研修会は、防災ボランティアリーダーが中心となって企画・運営。総勢65人が参加し、活動の基礎知識をはじめ、応急手当や搬送法、炊き出しなどの技術を実技も交えて学びました。また、災害時にボランティアセンターの運営にあたる社会福祉協議会の協力により、運営側の立場で被災者のニーズを把握し、ボランティアを適材適所にマッチングさせるシミュレーションゲームも実施。被災者に寄り添った活動とはどうあるべきかについて考えを深めました。また、災害時には被災者だけでなくボランティアにも「こころのケア」が必要であることも学びました。
石川県
少しでも快適に! 能登の仮設住宅に涼を届けるグリーンカーテン作り
石川県
5月30日、日赤石川県支部・志賀町赤十字奉仕団は、能登半島地震の被災者が暮らす同町内の仮設住宅で、真夏の陽射しを遮るグリーンカーテン作りに汗を流しました。この取り組みは、昨年度も同町役場・社会福祉協議会と共同で実施して好評だったことから2回目の実施となりました。ゴーヤの苗植えから窓へのネット張りまで参加者みんなで協力して設置することで、暑さ対策としてだけでなくご近所同士のコミュニケーション活性化や避難所生活での運動不足解消の機会にもなりました。
大阪府
香川県2
誰ひとり取り残さないために 都市部の大規模地震、島しょ部の災害 さまざまな想定で救護訓練
大阪府
香川県2
大阪府支部の第4ブロック合同災害救護訓練
日赤大阪府支部は、6月7日に高槻赤十字病院とその周辺施設を使用して第4ブロック合同災害救護訓練を開催しました。総勢450人超が参加する中、高槻市北部などで震度7の想定で、救護班の参集・指示、避難所や救護所における活動など、実践的な訓練を行いました。訓練には、防災ボランティアや無線奉仕団、赤十字の看護学生も参加。被災者役で参加した看護学生は、「赤十字の一員である意義を感じられた」と感想を語りました。
香川県支部の「令和7年度支部・施設合同救護員実践研修会」
香川県支部では、6月13日に「令和7年度支部・施設合同救護員実践研修会」を開催。香川県支部、高松赤十字病院、香川県赤十字血液センターから職員61人が参加しました。午前中は、職種ごとに分かれ、医療職はトリアージや救護所での処置の演習を、その他の職種は仮設診療所の運営などの業務を確認。午後からは、県内の島しょ部が被災して孤立したことを想定して、救護班による傷病者の受け入れ・治療・搬送など、より実践的な訓練を行いました。
茨城県
広島県
愛知県
北海道
神奈川県
滋賀県
地域で命と健康を守るために! 赤十字の理念と活動に賛同する地元企業との連携
茨城県
広島県
愛知県
北海道
神奈川県
滋賀県
日立建機日本株式会社
全国の自治体と143件の災害協定を締結し、防災・減災活動に積極的に取り組む日立建機日本株式会社からの依頼を受け、日赤の4支部(茨城・広島・愛知・北海道)では、5月から7月にかけて、日立建機入社2~3年目の若手社員を対象とした防災セミナーを各地のアウトドア施設で実施しました。野外にタープを設置し、災害時の避難所運営を疑似体験しながら、自助・共助・公助の大切さを学びました。
JFEスチール京浜赤十字奉仕団
神奈川県支部には、JFEスチール京浜赤十字奉仕団があります。この奉仕団は、阪神・淡路大震災を機に、製鉄所内で培ってきた救急法の知識・技術を赤十字ボランティアの活動を通じて地域に広め、生かしていこうと1997年に設立。毎年5月に同社敷地内で開催される「ふれあい祭り」では、救急法体験のブースを出展しており、今年は180人以上の方に救急法をレクチャーしました。
宮部運輸有限会社の支援
滋賀県支部では、7月3日に、運送業者である宮部運輸有限会社と「救援物資等の保管及び災害時の搬送に関する協定」を締結しました。今回の協定は、能登半島地震を契機として、災害時に運送業としてできる支援を行いたい、という同社の意向によって実現した未来への備え。今後は、日赤の救援物資などの保管や災害時の搬送に同社が協力し、災害時の迅速な対応を目指します。
- トップページ
- 赤十字について
- 広報ツール・出版物
- 赤十字NEWSオンライン版
- 8月のエリアニュース