【LIVE 万博パビリオン】vol.2 赤十字パビリオンもオープン

このコーナーでは「国際赤十字・赤新月運動館(通称・赤十字パビリオン)」など万博会場のリアルな様子を現地からリポートしていきます。

DAY❶
4月13日、大阪・関西万博 開幕!

ここで赤十字と出会い、心でつながってもらうために

半球型のドームシアターには世界の人道危機が映し出される

世界の豊かな文化と、最新の英知を同時に楽しめる万博。この場所で、言葉や文化を超えて「苦しんでいる人を救う」という1つの理念でつながる体験を提供したいその思いで赤十字パビリオンの運営に参加したボランティアに、開幕初日を終えた感想を聞きました。

ボランティア コメント

足立則子さん

大阪府支部
赤十字ボランティア

足立則子さん

普段は、府支部で赤十字救急法、幼児安全法、健康生活支援講習の指導員ボランティアをしています。9時の開館に備えて、運営ボランティアは8時半までにスタンバイすればよいのですが、初日の混雑を予想して約1時間前に万博の入場ゲートに着いたところ、想像以上の人出でなかなか入場できず、少し焦りました。

強い雨も降ったので、濡れたカッパのままドームシアターの席に座る方もいて、次の方のために短い入れ替え時間で全ての席を布で拭くなど大忙しでしたが、上映中に観客が映像を見て涙をぬぐう姿を見て、人を救う赤十字の活動を知ってもらえて本当によかった、と私も胸が熱くなりました。

阪口眞治さん

滋賀県支部
赤十字ボランティア

阪口眞治さん

支部では水上安全法の指導員ボランティアをしています。普段はプログラマーの仕事をしていますが、赤十字パビリオン運営のために有休を取得しました。
ドームシアターから出てきた看護学校の先生が「ここに学生を連れてきたい」と熱い思いを話されたり、メッセージウォールに「赤十字の素晴らしい活動に感謝」という文字が浮かぶのを目にしたり、ボランティアをしながら、私も大切な人たちを思い、初日から何度も感動しています