赤十字、世界の「現場」から(バングラデシュ) 国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)、赤十字国際委員会(ICRC)、日赤の事業地で切り取られた1枚。知られざる世界の赤十字活動。

少女たちは談笑しながらミシンを踏む。

ここは、バングラデシュ南部避難民キャンプ内にある赤十字の支援施設。

激しい暴力から逃れてきた避難民の多くが心の傷を抱えている。

赤十字は、心の傷を癒やし、健康と安心を取り戻すためのプログラムの一環として、語り合いながら楽しく作業ができる場を提供している。

日赤は、バングラデシュ赤新月社スタッフや避難民ボランティア約80人と共に避難民キャンプでの保健医療支援を実施。13万2800人以上を診療したほか、9万9000人以上に「こころのケア」を行い、感染症予防のための地域保健活動にも力を入れている。(2017年9月~2022年3月延べ実績数)