2022年 青少年赤十字創設100周年イヤーがスタート!~全国各地での取り組み紹介 その1:愛知県

青少年赤十字は2022年5月5日に創設から100年を迎えます。昨年より全国の都道府県で創設100周年にまつわる活動を展開しています。
今回は、愛知県での取り組みをご紹介します。

博物館明治村 学芸員の小部屋「空は世界へつづいてる」-海外の機関紙にみる青少年赤十字の活動-

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愛知県犬山市にある博物館 明治村では、昨年10月から12月までの期間、日本赤十字社協力による展示が行われました。「青少年赤十字」をテーマに、海外の青少年赤十字が戦前に発刊した機関紙の展示がありました。この学芸員の小部屋は愛知県で青少年赤十字指導者をしている濵﨑さん(同博物館学芸・催事担当)により企画され、三重県庁舎一階展示室にて開催されました。
※濵﨑さんは本年度愛知県教育委員会が行う「社会体験型教員研修」で1年間、博物館明治村で研修を行っています。

昔ながらのチョークを使った手書きの説明書き

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会場に到着すると、黒板にチョークで書かれた文字に引き寄せられます。子どもたちが親しみやすい、普段過ごす学校をイメージして装飾・展示がなされており、青少年赤十字活動の中で歌う『空は世界へ』の歌詞にもある「空は世界へつづいてる」というタイトルが、学芸員の小部屋につけられました。

展示物はいずれも海外の青少年赤十字が戦前に発刊したもので、明治村の所蔵品です。創設から今日まで活動が引き継がれ、100周年を迎える青少年赤十字について知識を深めることができる内容です。

ディスプレイを担当した濵﨑さんは、「毎回学芸員の小部屋を楽しみにされている方々や、赤十字に興味がある方々。また、平日には学生団体、休日は家族連れなど子どもから大人の方まで様々な年代の方々にお越しいただきました」と語ります。

過去から現在へ続く青少年赤十字を楽しみながら、深く知ることができました

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来場者は、「黒板や万国旗、キャラクター等で装飾された会場やキャラクターがかわいいです」と話します。また、青少年赤十字活動らしい工夫も。入口にワークシートを設置し、展示内容を見ながら国名を当てるクイズを体験した方は「それぞれの国の特色を読み取り、どこの国かを考えることが出来るため、過去から現在へ続く青少年赤十字を楽しみながら、深く知ることができてよかったです。勉強になりました」という感想も聞かれました。

今後も全国各地の取り組みをご紹介していきますので、お楽しみに!

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