Skypeで異文化交流 ネパール×新潟

1月15日、ネパールと日本の小中学生の各10名がSkype(インターネット電話)を通じて、お互いに学校での流行や興味があること、地震災害を経験して学んだことなどを幅広い分野でコミュニケーションをとる交流プログラムを実施しました。

参加した日本メンバーからは、「とても楽しかった。ネパールのことが学べてよかった」、「ネパールのメンバーは、いっぱい勉強している。自分たちも負けられない」といった感想がありました。一方、ネパールメンバーからは、「日本では生徒たちが自分のヘルメットを持っていること、年に数回避難訓練を行っていることなどの防災意識の高さに驚いた」といった感想がありました。

ネパール地震に関するやり取りでは、当時は電気、水、食料の確保が難しかったけれど、近所の人たちと励ましあったエピソードや子どもたちも瓦礫の片づけや負傷者の応急手当(First Aid)に加わったことが紹介されました。

これまでの国際交流のツールは、手書きで思いを伝えられる、学校単位でのアルバム交換が中心でしたが、その頻度は、少なくなってきています。この交流プログラムは、学校にタブレットや様々なIT機器が導入され、家庭でもインターネットがすっかり生活の一部に浸透していること、また異国の同世代の子どもたちとフェイスtoフェイスで会話をすることが可能であることから計画されたものです

世界190の国や地域に広がる赤十字のネットワークを活用した取り組みが、これからも積極的に活用されるよう願っています。

日本の小中学生

ネパールの小中学生