~気候変動緩和にむけて~本年2回目の植樹イベント「にっせきの森 創成事業」を開催しました!(広島県支部)
去る10月19日(日)、広島県三原市内の山林において、植樹イベント「にっせきの森 創成事業」が行われました。

親子で楽しく植樹
本イベントは、植林活動を行っている地元団体(一般社団法人森林再生整備事業体シンラ・特定非営利活動法人ひろしま人と樹の会)のみなさんと日本赤十字社広島県支部が連携して、未来を担う子どもたちの気候変動・環境問題への関心を高め、気候変動への適応や緩和につなげる事業として、新たな森林づくりを目指すものです。
当日はときおり雨がぱらつく、あいにくの天気でしたが、日本赤十字社の企業サポーターの社員さんとご家族をはじめ、地域赤十字奉仕団や無線赤十字奉仕団のボランティアの方々、青少年赤十字関係者、広島赤十字・原爆病院や日本赤十字社中四国ブロック血液センター職員など約110名が参加しました。
参加者はオリエンテーションの後、各班に分かれて山を登り、地元団体のみなさんのレクチャーのもと苗木(コウヨウザン(漢字名:広葉杉)と呼ばれる樹木)を受け取り、植樹を行いました。本年2回目のイベントでしたが、植樹初体験の参加者も多く、シャベルやくわの使い方に戸惑いながらも、自分が植えた苗木に名前をつけたりして、思い思いに笑顔で植樹を楽しんでいました。

植樹前に全員無事故の合言葉をみんなで唱和「どんぐり」「ころころっ~」

班に分かれて植樹場所に向かう参加者たち

植樹場所でレクチャーを受ける参加者たち
植樹を終えた後は、みんなで敷地内のクラブハウスやテントに戻り、今回から新たに始めた炊き出し(非常食体験)や地元団体のみなさんによる木工教室や焼き芋、綿菓子コーナーを楽しみ、ピクニック気分の楽しいイベントとなりました。

焼き芋コーナー

木工教室でMy鉛筆づくり
うまく作れたかな

綿菓子コーナーに子どもたちは大喜び!
イベント後の参加者アンケートには、「とても楽しいイベントをありがとうございました。自然と触れ合う機会が少なくなっているので、ありがたいです」や、「私たちは、普段からたくさんの木を伐採して生活しているので、植樹によって子どもにより良い未来をつなげられたらと思いました」などの声が寄せられ、楽しみながら気候変動問題を学ぶ良い機会となったことがうかがえました。
また、当日は地元テレビ局の取材もあり、ニュース番組で放送されるなど関心の高まりも感じられました。
本事業は数年間にわたり続ける計画で、来年も開催が予定されています。参加者がグループの垣根を越えて交流し、植えた木の成長に自身の成長を重ね合わせながら気候変動対応を考えていく、息の長いイベントになることが期待されます。

地元テレビ局の取材

イベントのチラシ
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