令和7年度 原子力災害医療アドバイザー会議を開催

 日本赤十字社(以下「日赤」)は、令和8年1月13日(火)と14日(水)の2日間、「令和7年度 原子力災害医療アドバイザー会議」を開催しました。

 本会議には、原子力災害拠点病院および原子力災害医療協力機関に指定された赤十字病院などに所属する「原子力災害医療アドバイザー」が出席し、原子力災害時における救護体制の強化に向けて協議を行いました。

 会議では、原子力災害における救護活動ガイドライン・マニュアル、放射線防護資機材の配備状況などについて、見直しや改善に向けた検討を行いました。また、年ごとに開催地を変えて実施している「原子力災害時の救護研修」の改善点についても協議し、原子力災害に対する今後の日赤全体の対応方針について議論を深めました。

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原子力災害における救護活動ガイドライン・マニュアル

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協議の様子

 本会議を踏まえ、平時からの研修・訓練の充実、資機材の整備、関係機関との連携強化などを進め、原子力災害を含むさまざまな災害に備えた救護体制の強化に取り組んでまいります。

「原子力災害医療アドバイザー」とは

 日赤では、原子力災害時においても安全かつ適切な救護活動を実施することなどを目的として、原子力災害拠点病院および原子力災害医療協力機関に指定された施設ならびに広島赤十字・原爆病院に所属する医師や診療放射線技師などの中から、原子力災害に関する知識や技術を有する職員を「原子力災害医療アドバイザー」として任命しています。
 
 原子力災害時には、救護班が安全に活動できるように、医師のアドバイザーが医学的助言や関係機関との調整、活動従事者の健康管理、放射線防護に関する助言などを行います。また、診療放射線技師のアドバイザーは、活動従事者の被ばく線量管理や放射線測定に関する助言や支援を担います。
 
 こうした原子力災害時の活動に加え、平時から原子力災害に備えた救護研修などの企画・運営・指導、国や地方公共団体その他の医療救護機関などとの連携強化などにも取り組んでいます。