「2023年トルコ・シリア地震救援金」の受け付けを開始します

~皆さまからの温かいご支援をお願いいたします~

日本赤十字社は、トルコ南東部及びシリア国境付近の地震被害による人道危機を受け、国際赤十字が実施する救援・復興活動を支援するため、下記のとおり海外救援金の募集を開始いたします。
皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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多くの建物が倒壊し、壊滅的な被害を受けている被災地(トルコ)

1 救援金名称
  「2023年トルコ・シリア地震救援金」

2 受付期間
  2023年2月9日(木)~2023年5月31日(水)

3 受付口座
(1)ゆうちょ銀行・郵便局
   口座番号 00110-2-5606
   加入者名 日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)
   ※ 通信欄に「2023年トルコ・シリア地震救援金」と明記してください。
    また、受領証を希望される方は、併せて「受領証希望」と明記してください。

(2)都市銀行
三井住友銀行 すずらん支店 普通預金 2787787
三菱UFJ銀行 やまびこ支店 普通預金 2105790
みずほ銀行 クヌギ支店 普通預金 0623536
口座名義はいずれも「日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)」

※受領証発行をご希望される場合は別途ご連絡が必要です。
詳しくは、弊社ウェブサイトをご覧ください。 https://www.jrc.or.jp/

■トルコ・シリア地震被害の現状

地震発生から2日が経ち、被害はさらに深刻化しています。これまでに、トルコ、シリアの両国合わせて死者1万1200人以上と発表されています(トルコ国営放送、2月8日22時現在)。現地では、捜索・救助を最優先とした活動が続いていますが、厳しい寒さの中、死傷者の数はさらに増える恐れがあり、一刻も早い救出が必要とされています。

■トルコ赤新月社・シリア赤新月社の活動

・トルコ赤新月社
職員及びボランティア1200人以上が被災地で救援活動を行っています。これまでに、救援物資の配布、温かい食事などを提供しているほか、こころのケア、献血キャンペーンを実施するなど、保健医療のサポートも拡大しています。
・テント 1903張
・毛布 2万6929枚
・食料配給車 77台
・日用品セット 6000個
・キッチンセット 6000個
・緊急対応車 38台
・キッチンカー 5台

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キッチンカーによる食事の提供

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献血キャンペーンの実施

・シリア赤新月社

捜索・救助チームが、被災地に救急車を出動させ救急医療を行っているほか、負傷者を医療施設へ搬送するなどの活動を展開しています。また、遺体の取り扱い、離散家族の支援など、赤十字特有の支援も拡大しています。

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負傷者の搬送

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がれきの中の被災者を救出

現在、被災国であるトルコ、シリアでは多くの人びとが緊急の支援を必要としています。赤十字は地域に根差したネットワークを活かし、被災地の最前線で支援を続けていきます。

■国際赤十字・赤新月社連盟の動き

被害の拡大を受け、2月7日に発表した資金援助要請(緊急アピール)を計約100億円から約284億円※に増額しました。最も被害を受けている地域の人びと計60万人の支援を最優先としています。
※内訳…トルコ約170億円(1億2000万スイスフラン)、シリア約114億円(8000万スイスフラン)

■日本赤十字社の動き

国際赤十字・赤新月社連盟が当初発表した資金援助要請(緊急アピール)に対して、トルコでの活動に1000万円、シリアでの活動に1000万円、計2000万円の資金援助を決定しています。

<参考>日本赤十字社WEBサイト
【速報】トルコ・シリア国境付近で大地震が発生、日赤から2,000万円を支援

https://www.jrc.or.jp/international/news/2023/0207_030610.html

お問い合わせ

救援金についてのお問い合せ

日本赤十字社 パートナーシップ推進部 Tel: 03-4363-2056(直通)

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