【バングラデシュ南部避難民救援※】ミャンマーでの衝突から半年 医療チームが帰国報告会

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2月22日、7週間の活動を終えた18人が帰国

2017年8月以降、ミャンマー・ラカイン州での暴力から69万人が避難しているバングラデシュ。日本赤十字社は、同年9月からバングラデシュ南部の避難民キャンプに医師・看護師・助産師・こころのケア要員などからなる医療チームを派遣しており、これまで延べ120人が現地で活動をしてきました。

1月5日から活動に携わった医療チーム第4班の帰国に伴い、本日、報告会を開催。支援が届きづらいコミュニティに赴く活動に加え、一緒に活動をしたバングラデシュ赤新月社や避難民ボランティアへの教育・啓発活動、発生の懸念されているサイクロンや感染症の流行への対策に取り組んだことを報告しました。

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妊婦健診を受け続けていた女性が無事に赤
ちゃんを出産し、喜びに溢れる家族とともに

「お腹の大きな妊婦や新生児を抱えた産後の女性が、急な坂道や遠い道のりを歩いて診療所に行くのはとても大変なこと。地域に出向くと沢山のお母さんや赤ちゃんが集まります。一人一人に寄り添い声に耳を傾けることが重要です」と、赤井 智子助産師(日本赤十字社医療センター)は支援継続の必要性を訴えました。

ミャンマーでの衝突から半年。過酷な環境下での暮らしは、避難民の大きな負担となっています。衛生環境が整っていないキャンプでは引き続き感染症の流行が懸念されています。また、雨季を前に新たな脅威が差し迫っており、どのような時も医療を提供し続けられる環境づくりを進めています。

日本赤十字社は、これまで2万5000人を診療し、4万人にこころのケアを提供してきました。現在、第5班が現地入りし、避難民キャンプでの医療支援活動を継続しています。

日赤ホームページ内に特設ページを開設しています。ぜひご覧ください。http://www.jrc.or.jp/activity/international/results/180104_005041.html

※国際赤十字では、政治的・民族的背景および避難されている方々の多様性に配慮し、『ロヒンギャ』という表現を使用しないこととしています。