【帰国報告会】シリア難民への医療支援活動 in レバノン

現地スタッフとともに働く冨澤助産師

現地スタッフとともに働く冨澤助産師 ©ICRC

シリアから戦火を逃れ命からがら隣国レバノンへたどり着いた難民の数は2017年までに100万人にのぼっています。長期化するこの危機は、難民に限らずレバノン社会へ大きな影響を及ぼしています。

赤十字国際委員会(ICRC)はこのような状況を受け、2016年より首都ベイルートにある国立大学病院に拠点をおき、難民・移民、そしてレバノン人貧困層など医療へのアクセスが困難な人々を対象に医療支援事業を行っています。日本赤十字社は、ICRCの要請を受け国際活動の経験のある助産師を派遣し、現地の医療従事者とともに患者支援、医療ケアの質の向上に携わりました。

難民を受け入れているレバノンの状況や、医療現場の実情を踏まえご報告いたします。


1 帰国報告会

(1)日時   平成30年2月1日(木)15:00~16:00

(2)場所   日本赤十字社 501会議室 (東京都港区芝大門1-1-3) 

2 派遣概要

(1)派遣者  日本赤十字社医療センター 助産師 冨澤 真紀

(2)事業名  ICRCシリア紛争犠牲者救援事業

(3)活動地  レバノン首都ベイルート

(4)派遣期間 平成29年8月8日から平成30年1月31日まで