【バングラデシュ南部避難民救援 】 9/22、日赤が巡回診療型チームを派遣

2017年8月24日以来、ミャンマーのラカイン州では暴力行為が相次ぎ、バングラデシュへ避難する人びとは40万人以上にのぼり(9月19日現在・国連発表)、現地では水やシェルター、食料などが不足。医療機関や公的サービスは逼迫した状態が続いています。

日本赤十字社は医師、看護師、事務職員からなる先遣調査隊を9月16日に派遣しました。その調査結果を元に、この度、国際赤十字・赤新月社連盟を通じて、巡回診療型ERUを派遣することを決定しました。現地赤新月社の医療活動を支援する形で、避難者キャンプ等を巡回し、診療等を行う予定です。

※「バングラデシュ南部避難民」:国際赤十字では、政治的・民族的背景および避難されている方々の多様性に配慮し、『ロヒンギャ』という表現を使用しないこととしています。

1. 派遣者(追加派遣者は調整中):

(1)喜田 たろう(きた たろう)大阪赤十字病院(チームリーダー)

(2)古宮 伸洋(こみや のぶひろ)日本赤十字社和歌山医療センター(医師)

(3)城下 卓也(しろした たくや)熊本赤十字病院(医師)

(4)苫米地 則子(とまべち のりこ)日本赤十字社医療センター(看護師)

(5)安部 香織(あべ かおり)熊本赤十字病院(看護師)

(6)宮川 陽子(みやがわ ようこ)名古屋第二赤十字病院(看護師)

(7)赤井 智子(あかい ともこ)日本赤十字社医療センター(助産師)

(8)丁野 美智(ちょうの みち)高知赤十字病院(助産師)

(9)新居 優貴(にい ゆうき)名古屋第二赤十字病院(技術要員)

(10)雪本 江里子(ゆきもと えりこ)大阪赤十字病院(薬剤師)

2. 派遣期間:平成29年9月22日(金)~ 約4週間