ハローキティが笑顔を運んできたよ!~医療型障がい児入所施設を訪問

日本赤十字社(以下、日赤)が運営する三つの医療型障がい児入所施設を2015年10~12月、株式会社サンリオ(以下、サンリオ)の人気キャラクター「ハローキティ」が訪問しました。

子どもたちがハローキティとともに体験した楽しいひと時を紹介します。

  • ※日赤は、さまざまな事情により家庭での生活が難しい子どもたちを守り、支えるために、医療型障がい児入所施設をはじめとする児童福祉施設を運営しています。

ハローキティとの出会いは、子どもたちの喜びです!

はまなす医療療育センター(青森県八戸市) 10月訪問

胸をわくわくさせながら、ハローキティと握手

ハローキティが来所することを聞いた子どもたちから、「本当に来てくれるの!?」という期待の声が、多く寄せられました。

訪問当日を迎え、いよいよハローキティが登場すると、「ワーッ!キャー!」と子どもたちから大きな歓声が沸き起こりました!

ハローキティは訪問中、一人ひとりとていねいに握手。子どもたちは大喜びで、楽しく交流することができました。

その後も、「キティちゃんと写真を撮ったよ!」と笑顔で話す子どもがとても多く、ハローキティとの思い出が、しっかりと子どもたちの心の中に残っていることがうかがえました。

大阪赤十字病院附属大手前整肢学園(大阪府大阪市) 11月訪問

憧れのハローキティが来てくれました!

子どもたちが大声で「キティちゃーん!」と呼ぶと、ハローキティが元気よく登場してくれました。皆は大盛り上がりです!

ハローキティは当園の子どもたちに、ミニタオルやイラスト入り色紙をプレゼント。

代表で受け取った子は、大事そうにプレゼントを抱え、受け取ったミニタオルをうれしそうに家族や職員に見せる子どももいました。

また、11月1日はハローキティの誕生日であるため、子どもたち皆でお祝いの歌を贈りました。

ハローキティはその後、笑顔で待つ子どもたちの元を周り、共に記念撮影をしました。

徳島赤十字ひのみね総合療育センター(徳島県小松島市) 12月訪問

「キティちゃんに会えてうれしいな」

ハローキティに駆け寄って『ぎゅっ』とする子、うれしさのあまり涙を流して喜ぶ子、つないだ手をずっと握りしめて「キティちゃん大好き!」と思いを伝える子、一生懸命に書いた手紙を渡す子。

子どもたちはそれぞれに、ハローキティに会えた喜びを表現していました。

中には驚いて泣いてしまう子もいましたが、ハローキティがそっと近づき手を差し出すと、最初は不安そうにその手に触れていたものの、次第に笑顔に変わっていきました。

「キティちゃんと会えてうれしかった!」「今度はいつ会えるかな?」と、ハローキティが帰った後も子どもたちは、交流できた喜びを口々に話していました。

ハローキティの訪問は、サンリオの社会貢献活動の一環として始まりました

これらの訪問は、サンリオの社会貢献活動の一環として行われました。ハローキティとの交流を通じて、『どんなときも、そばにキティちゃんがいて、ひとりじゃない』という励ましのメッセージを、障がいや病気のある子どもたちと共有することが、この活動の大きな目的です。

皆さまとの出会いは、施設で生活する方がたの笑顔につながります!

子どもたちはハローキティとともに過ごせたことで、普段の生活以上に目を輝かせ、大きな笑顔を見せてくれました。

また、子どもたちのご家族からは「普段の生活では会えないキティちゃんが来てくれたことで、子どもたちの心の中に大切な思い出を育めました」と、感謝の声が寄せられました。

家族と離れて暮らしていたり、外出が難しい子どもが、ハローキティと出会えた驚きや喜び、「またキティちゃんに会いたい!」という希望などの新鮮な感情を体験できたことは、確かな成長の糧となり、充実した生活につながることでしょう。

このように、日赤社会福祉施設で生活する方がたは、さまざまな形でご協力くださる皆さまがいらっしゃるからこそ、充実した生活を送ることができます。

充実した生活を支える活動には、行事の企画・運営の補助や生活用品のご寄付、そして、社会福祉施設でのボランティア活動など、数多くのものがあります。

これらの活動に関心のある皆さまは、ぜひ日赤にご相談ください。

皆さまの優しさと力は、施設で生活する子どもやご高齢者、障がいのある方の笑顔と充実した生活の確かな支えになります。

企業・団体さまからのご支援の窓口

日本赤十字社 組織推進部 法人・団体担当

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