緊急救援

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緊急対応ユニット=「ERU」

赤十字の「緊急対応ユニット=Emergency Response Unit (ERU)」は、緊急事態・大規模災害発生時に備え、いつでも出動可能な専門家と、すぐに医療や給水衛生活動などが開始できる資機材をセットにしたチームです。

日本赤十字社の基礎保健ユニット

30,000人を対象に、緊急時の予防・治療・地域保健などの医療サービスを提供できるユニットです。展開後1カ月間、外からの支援を得ることなくテントや浄水設備、発電機などを駆使して自己完結型のチームとして活動が可能です。クリニックでは、経過観察用ベッドや携帯式レントゲンを備え、小規模手術にも対応できます。そのほかに、母子保健やこころのケア活動、被災した現地医療体制のサポートなどを行います。

緊急対応ユニット(ERU)についての詳細はこちら(PDF:1.6MB)

ERUメンバー

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チームリーダー1人、シニアメディカルオフィサー(医療指揮者)1人、医師2人、看護師/助産師3人管理スタッフ4人(ロジスティクス・技術職含む)、薬剤師1人、こころのケア担当1人、計13人の訓練された要員で構成されています。チームは通常、約1カ月毎に交代し、大体3チームで終了します。

ERU資機材

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医療・IT・テント・電気・浄水給水・衛生・生活・事務・食料など全部で17のモジュールから構成されており、車両や医薬品セットなどを含めると、総重量は20トン近くになります。





ERU資機材の保管と輸送

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ERUの基本資機材は、熊本県にある赤十字病院とアラブ首長国連邦・ドバイにある倉庫で、1セットずつ保管管理されており、24時間365日、いつでも被災国へ迅速に輸送することが可能です。その他に、パソコンや無線、緊急展開用の医療器具などは派遣されるERU要員が持参します。





  

緊急救援物資

緊急時、速やかに被災者のニーズに応えられるよう、マレーシアのクアラルンプールにある赤十字の倉庫には、10,000世帯分のさまざまな緊急救援物資が備蓄されています。

衛生用品セット

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おむつ、生理用品、歯科衛生品、カミソリ、タオルなどがセットになっています。悪い衛生環境が続くと、避難施設で集団感染などが発生し、死活問題になります。赤十字の配布する衛生用品セットは、内容物が標準化されており、安全安心で迅速に提供できる救援物資の一つです。



シェルターツールキット

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のこぎり、金槌、釘、ワイヤー、ロープなどがセットになっています。自分たちが住んでいる家やテントは一刻も早く修繕して、安心して暮らしたい。しかし、多くを失った人々にはそのための道具や資材をすぐに手に入れることができません。このキットには人々が安心を取り戻すためのツールが詰まっています。




キッチンセット

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アルミニウムの鍋やフライパンなどと一緒に5人分の食器類がセットになっています。このキットによって、自分たちの文化や風習にあった調理をして“食事”をすることができ、困難な状況下でも、人々が自身の健康や尊厳を保つ助けとなります。

上記でご紹介したもの以外にも、テント、毛布、ビニールシート、蚊帳、飲料水容器など合計10品目の救援物資を整備して、災害や争いによって発生する緊急事態に備えています。