東日本大震災における日本赤十字社広島県支部の活動について(2)

 平成23年(2011年)3月11日午後2時46分頃、宮城県三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生し、東日本各地に未曾有の被害をもたらしました。
 日本赤十字社はこの災害に対し、即座に災害対策本部を設置し、被災地にある日赤宮城県支部等に職員を派遣しました。
 日本赤十字社広島県支部では、被災者救援のため同日午後6時ごろ支部職員と広島赤十字・原爆病院の医療救護班(医師・看護師・薬剤師・主事《事務》)を第一班として被災地に向け派遣しました。
 また、庄原赤十字病院、三原赤十字病院の医療救護班及び広島県赤十字血液センター、日赤広島看護大学の職員も被災地に入り救護活動を行いました。

CIMG7115.jpg被災地に向け出発する医療救護班(平成23年3月11日)

IMGP8742.jpg現地災害対策本部(石巻赤十字病院)でミーティングを行う全国から集まった救護要員

DSC07342.jpg石巻赤十字病院には多くの患者が運ばれてきました。
(平成23年3月14日)

DSCF3046.jpg1日に箱切れる救急患者が多いため、診察室が不足し、ロビーでも診察・治療が行われた。(平成23年3月14日)