上殿小学校70回目の「やまゆり訪問」

 6月10日(水)、安芸太田町立上殿(かみとの)小学校の代表児童4名と教員3名が、広島赤十字・原爆病院を訪れ、やまゆりの花束を手渡しました。
 この訪問は、同校の児童が青少年赤十字活動の一環として行っており、広島に原子爆弾が投下されて間もない昭和26(1951)年に、被ばく患者さんを慰めようと学校の周辺に咲いたやまゆりを持って同病院(当時は広島赤十字病院)を訪れたことから始まり今年で70回目を迎えました。
 今回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響のため、例年のように歌を披露したり、患者さんと手遊びをしたりなど触れ合いの時間はもてませんでしたが、同病院の正面玄関前にて、花束の他、児童たちが作成したおりづる、日ごろの学校生活を綴った文集、児童たちのメッセージ動画を編集したDVDを贈りました。

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病院職員に訪問のあいさつをする児童たち

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やまゆり贈呈の様子