日本赤十字社広島県支部 創立125周年記念赤十字大会を開催

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 平成25年7月3日(水)、広島国際会議場フェニックスホールにおいて、日本赤十字社名誉副総裁高円宮妃殿下御臨席のもと、広島県内から赤十字社員や赤十字ボランティアなど約1,300人が参加し、日本赤十字社広島県支部創立125周年記念赤十字大会を挙行しました。
 この大会は、支部創立125周年を迎えるにあたり、赤十字活動にご協力いただいている方への感謝と赤十字活動へのより一層のご理解・ご協力をいただくことを目的に開催され、藤田雄山支部長のあいさつに続き、高円宮妃殿下から赤十字事業に貢献いただいた個人・団体に贈られる有功章が、17個人・法人に授与されました。続いて大塚義治日本赤十字社副社長より、日本赤十字社感謝状が8個人・法人に贈呈され、湯﨑英彦広島県知事からは、紺綬褒章が1名と厚生労働大臣感謝状が4個人・法人にそれぞれ伝達されました。

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 高円宮妃殿下は、「赤十字に寄せられる期待と要請は、今後益々高まっていくものと思われます。本大会を期に、皆様には赤十字の尊い使命を改めて思い起こされ、ますます精進されることを願うとともに、その精神が一般の人々によく理解され、赤十字運動に参加する人々の輪が更に広がっていくことを心より願っています。」とお言葉を述べられました。

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 また、大会では活動発表として、呉市赤十字奉仕団小村委員長が呉市防災訓練への参加や呉市内の社会福祉施設にお米をお届けする米まごころ運動・街頭募金・清掃活動などを行う「年末愛の運動」について紹介し、安芸太田町立上殿小学校青少年赤十字メンバーがやまゆりの花を持って広島赤十字・原爆病院の被爆患者さんを慰問する「やまゆり訪問」について発表されました。

130703_DSC2.jpg安芸太田町立上殿小学校青少年赤十字メンバーによる活動報告

式典第2部では、被爆直後に広島を訪れ被爆者の救済に奔走したICRC駐日主席代表マルセル・ジュノー博士の活動を描いたアニメ「ジュノー」を上映しました。