ハイチ被災者救援に広島県支部職員を派遣

 日本赤十字社は、2010年1月12日に発生したハイチ共和国の大地震による被害に対し、同国のポルトープランス及びレオガンにて基礎保健を中心とする仮設診療所(ERU)※の展開などの緊急医療保健支援を行っています。
 1月17日に第1班として医師、看護師を含む8人の緊急医療チームを現地に派遣し、現在、第4班が被災者の診療などの活動を行っています。
 ハイチの医療保健状況や災害の規模を考慮すると中・長期の復興支援が必要と考えられ、このたび第5班(12人)の一員として日赤広島県支部の職員を派遣しました。
 第5班の派遣期間は平成22年5月18日から約1ヶ月間で、派遣される岩本主事は、ジンバブエにおけるコレラ感染者への支援活動のため、平成21年1月から約1ヵ月間、日本赤十字社の緊急医療チームの一員として、国際赤十字や現地赤十字社 等との連絡調整業務に従事した経験があり、ハイチにおいても同様の業務に従事します。

※ERU=緊急対応ユニット(訓練を受けた専門家チームと資機材の総称)

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