東京都赤十字救護ボランティア
東京都赤十字救護ボランティアは、災害時に日本赤十字社東京都支部が調整する被災者に対する応急救護、復旧等の活動に協力するボランティアです。
活動領域は災害時に限らず、災害が発生していない平時においても、訓練・研修・イベントへの参加、防災教育の実施などを通して、災害に備えるための活動を行っています。
10代から90代の男女約200人が登録しています。
近年の災害における活動実績
平成27年9月 関東・東北豪雨災害
・ロジスティック対応(車両の運転等)
平成28年4月 熊本地震
・武蔵野赤十字病院での医療班の派遣準備作業
・熊本県内での救護所撤収作業
令和元年10月 台風19号
・救援物資の積込み、運搬、荷下ろし作業
令和2年7月 令和2年7月豪雨災害
・救援物資の積込み、運搬、荷下ろし作業
平常時の活動
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赤十字災害救護ボランティア養成セミナー
「ボランティアはボランティアが育てる」との考え方の下、「赤十字災害救護ボランティア養成セミナー」を実施し、平時や災害時に活動するボランティアの養成を行っています。
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訓練やイベントへの参加
毎年実施される東京都と地方自治体の合同防災訓練では、炊き出しや担架搬送の訓練に参加しています。
また他にも、支部が主催する訓練等に参加し、災害時の対応力向上を図っています。 -
研修会や講演会の実施
災害時に必要になる知識やスキルを維持・向上するため、研修会や外部講師を招いての講演会を1年に10回ほど実施しています。参加は希望制としており、興味のある研修・講習に参加が可能です。
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防災教育
赤十字防災セミナーに講師やスタッフとして参加しています。
また、より良いセミナーとするための勉強会も実施しています。
登録要件
救護ボランティアは以下の登録要件に基づき、支部に登録しています。
①東京都支部主催の赤十字災害救護ボランティア養成セミナー修了者であること。
②赤十字防災ボランティア保険に加入していること。
③赤十字の活動・理念を理解し、赤十字ボランティアとして行動できること。
④満16歳以上であること。ただし、未成年者の場合は保護者の承認を得ていること。
⑤訓練や災害時の活動に参加できること。
⑥連絡網に連絡先を記載できること。
⑦上記の①~⑥の要件を全て満たしていること。
救ボラ通信
〈イメージ図 創刊号〉