その他の講習

指導員養成講習

赤十字の理念と使命を理解し、救急法の十分な知識と技術を持った指導力のある実働的な指導員を養成します。

赤十字講習の指導員を目指す方へ

赤十字講習の指導員は、
①尊い人命を救助するための知識や技術を市民の方に普及する
②赤十字講習の普及を通じて事故防止の思想を広め、赤十字の理解者を増やし、赤十字の活動に積極的に参加・協力する
ことが重要な役割となっております。

赤十字講習の指導員資格は、運転免許やインストラクター等の資格と違い、指導員自身で赤十字講習を主催することはできません。
あくまでも日本赤十字社の支部から赤十字講習を委嘱されることで、講習の運営と指導をすることができます。

赤十字の講習事業はボランティアの皆様に支えられており、継続的に赤十字の活動にご協力いただける方の応募をお待ちしております。

理想とされる指導員とは

救急法等の技術とともに「人柄」を重視します。それは、人の命にかかわる講習の指導にあたるからです。常に受講者への心配りを忘れず、「先生」ではなく、共に学ぶ姿勢で講習に望んでいただきたいと考えています。

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目的

赤十字の理念と使命を理解し、十分な知識と技術を持った指導力のある実働的な指導員を養成すること

受講条件

  • 受講時の年齢が満18歳以上の方
  • 指導員資格取得後、指導員としての自覚を持ち、講習を通して赤十字の基本理念を広めることに努められる方
  • 指導員資格取得後、東京都支部に登録し、認定証有効期間(3年間)内に講習を60時間以上必ず指導することができる方
    ※指導員資格取得後、できる限り早い時期に講習指導していただきます。
  • 平日も講習指導できる方
  • 全課程に遅刻、早退、欠席なく参加できる方
  • 都内および近郊にお住まいの方

受講に必要な資格

●受講に必要な資格

救急法指導員養成講習の場合
 指導員養成講習の最終日まで有効な救急法救急員(赤十字ファーストエイドプロバイダー)の認定証

水上安全法指導員Ⅰ養成講習の場合
 指導員養成講習の最終日まで有効な水上安全法救助員Ⅰ養成講習の認定証

水上安全法指導員Ⅱ養成講習の場合
 指導員養成講習の最終日まで有効な水上安全法救助員Ⅱ養成講習の認定証

幼児安全法指導員養成講習の場合
 指導員養成講習の最終日まで有効な救急法基礎講習(赤十字ベーシックライフサポーター)及び幼児安全法支援員の認定証

健康生活支援講習指導員養成講習の場合
 指導員養成講習の最終日まで有効な健康生活支援講習支援員の認定証

●資格を所持していることの確認

※お申込み専用フォームの送信後、認定証(両面)の写しを下記の方法で送付してください。
メールで画像を送付する場合

認定証の両面を画像データ(PDF,JPG,PNG,GIFなど)で【koushu@tokyo.jrc.or.jp】宛てに送付してください。
件名には「指導員養成講習受講にかかる認定証画像の送付」等、本文には受講者のフルネームと電話番号を記載してください。

郵送する場合
認定証の両面(写)をA4程度のコピー用紙等に印刷して送付してください。
〒169-8540 東京都新宿区大久保1-2-15
日本赤十字社東京都支部 事業部 健康安全課
〇〇(講習名)指導員養成講習 担当者 行

なお、申込時点において、資格の取得見込みの方も申込可能です。お申込みフォーム送信の際にて受講予定日をお知らせください。

講習過程

1 事前説明会(1日間)
指導員養成の目的や指導員としての必要な条件等について説明と、学科・実技の確認をいたします。
実技のできる服装でご参加いただくとともに、必要な講習資材と資格有効期限内の資格(上記記載)をお持ちください。

2 選抜検定(1日間)
学科・実技の検定試験と面接を行います。
後日、事前研修への受講可否をご連絡いたします。

3 事前研修(2日間)
指導員養成講習を受講するうえで必要な基礎的な学科・実技の研修を行います。

4 指導員養成講習(5日間)
指導員養成カリキュラムに基づく講習を行います。
期間内に学科および実技の検定を行います。

5 新任指導員研修(2日間)
検定合格者を対象に指導員として必要な講習の運営等に関する研修を行います。

※上記は基本的なスケジュールです。都合により日数等が変更となる可能性があります。

持ち物

服装

【持ち物】

  • 教本と講習資材
  • 筆記用具

【服装(共通)】

  • 動きやすい服装(ただし、スカート、ショートパンツ、襟元の大きく開いている服装は不可)
  • 靴下を着用してください
  • 髪の長い方は束ねてください
会場

日本赤十字社東京都支部(東京都新宿区大久保1-2-15)
※水上安全法指導員養成講習は上記の他にプールや海で実技を実施します。

交付される資格

検定合格者に指導員認定証を交付
有効期間は3年間です。資格を継続するには、3年の間に講習指導実績、東京都支部が主催する研修会への参加などが必要です。

定員

各講習で20名程度

受講費

無料(講習開催にかかる費用は、皆さまからのご寄付によって賄われております)

その他

指導員養成講習受講希望の方はフォローアップ講習の受講を勧奨します。
別途ご案内いたしますので参加をご検討ください(受講は任意です)。

注意事項
  • 遅刻や欠席はいかなる理由も、認定証交付の対象になりません。ただし、交通機関の遅れの場合は、15分までとします。必ず遅延証明書をお持ちください。
  • 講習会場での撮影・録画・録音はご遠慮ください。
  • 講習にお越しの際は公共交通機関をご利用ください。
  • 自然災害や、感染症の拡大等により弊社の判断で講習を中止する場合があります(次年度の優先受講は行いません)。

オンライン講習

パソコンやスマートフォンなどでZoomに接続する環境があれば、お住まいの地域に関わらず、ご自宅などからどなたでも無料で受講いただくことができます(通信費等はご負担ください)。
子どもから大人までおそろいで、また企業・団体の方おそろいで、1つの画面で複数人でご受講いただいてかまいません。
講習を初めて受講される方や、過去に受講した講習の復習をしたい方など、お気軽にご参加ください。
なお、企業・団体主催で開催を希望する場合は「講習会を依頼したい」ページをご確認ください。

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コース名 講習内容 準備物
一次救命処置(60分)

心肺蘇生とAEDの使い方など

【必須】空の500mlペットボトル1本
【必須】ポイントカードやハガキ2枚
【必須】A4サイズのノート類1枚
【任意】Tシャツ

乳幼児の一次救命処置(90分)

乳幼児(0歳から小学校入学前)に対する心肺蘇生とAEDの使い方、のどに物を詰まらせたときの対応など

【必須】ぬいぐるみ、またはクッション1つ
【必須】空の500mlペットボトル1本
【必須】ポイントカードやハガキ2枚
【必須】A4サイズのノート類1枚

子どもに多い病気(症状)と手当(60分) 脱水・発熱・おう吐、けいれん等の病気(症状)手当、のどに物を詰まらせたときの対応など

【必須】ぬいぐるみ、またはクッション1つ
【任意】体温計(わきで挟むもの)1本

プール活動における事故防止講習(70分)

【主に幼稚園・保育園の職員向け】
水遊び・プール活動時に注意すべきポイント、幼児に対する心肺蘇生とAEDの使い方など

【必須】ぬいぐるみ、またはクッション1つ
【必須】空の500mlペットボトル1本
【必須】ポイントカードやハガキ2枚
【必須】A4サイズのノート類1枚

みんなで支える認知症(60分) 認知症の症状と特徴、みんなで支えあうための方法、認知症予防運動プログラム「コグニサイズ」など

なし

知って防ごう熱中症(60分) 症状と重症度分類、予防と手当て、熱中症にかかりやすい条件など なし

※現在、定期開催していないコースも記載しています。開催予定はお申込み専用フォームからご確認ください。

受講条件
  • Zoomで実施するため、インターネット環境のある方
  • メールアドレスをお持ちの方

準備物

服装

【準備物】

  • ご受講いただく講習によって異なります。

【服装】

  • 動きやすい服装
交付される資格 なし
受講費

無料講習開催にかかる費用は、皆さまからのご寄付によって賄われております)

※インターネット通信費等は、受講者の負担となります。

注意事項
  • 申込時に、メールアドレスの入力間違いがないようご注意ください。
  • 申込時に自動送信されるZoomからのメールを受信できるよう、予め設定をご確認ください。
  • インターネット接続をはじめとする環境に関するお問い合わせは受けられません。
  • 講習内容の録画・録音はご遠慮ください。
  • 通信が中断することのないよう、安定した通信環境でご参加ください。
  • キャンセルを希望する場合は、日本赤十字社東京都支部への連絡は不要です。
  • 自然災害等により弊社の判断で講習を中止する場合があります。

お問い合わせ先

講習会に関するお問い合わせは下記のページからお願いします
【お問い合わせ項目】は「救急法等講習について」を選択してください