TITAN × REDCROSS「人の命と健康、尊厳を守る協働プロジェクト」

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協働プロジェクト立ち上げにあたって

このたび、東京都支部は株式会社タイタン様との間に「人の命と健康、尊厳を守る協働プロジェクト」を立ち上げました。東京都支部は、東京都民の安全・安心を支えるべく、災害救護活動や救急法等の普及など、身近なところで活動を続けてまいりました。その活動の原点でもある「苦しんでいる人を救いたい」という思いに対して、同社の代表取締役である太田光代様がご共感くださり、個人としてのご支援のみならず、法人としての社会貢献活動という形で赤十字活動へのご協力をお申し出いただいたことをきっかけとして、今回の共同という形に発展しました。太田様の社会貢献に対するお気持ちを共有するタイタン所属タレントの皆さまにも様々な場面で赤十字活動の輪を広げるための取り組みを展開していただきます。この心強い後押しを受けて、災害などの脅威に対してより一層の安全・安心をお届けするべく今後も尽力してまいります。

2020年2月吉日 日本赤十字社東京都支部

プロジェクトアンバサダー ご挨拶 - 株式会社タイタン 代表取締役社長 太田光代様

---赤十字の「苦しんでいる人を救う」という理念に共感して---

赤十字との“出会い”は、東日本大震災がきっかけです。タイタンのタレントにスイスでイベントの仕事があり、私たちが日本を発ったのは東日本大震災の翌日でした。出国する際、すでに空港は大混乱で、やっとの思いで現地に到着したのに、そこでイベントの中止と、福島第一原発事故により飛行機が当分の間、日本に飛ばないことを知らされました。 会社との連絡もままならない状況で、現地のメディアから情報を取ろうにも原発事故に関する報道に偏っており、本当に日本はどうなってしまうのかという気持ちでいっぱいでした。土地勘もなく文化も違う国で不安な日々を過ごすだけの状況でしたが、何かできることがあるのではないかと考え、現地で音楽家を募り、チャリティーコンサートを開きました。そこで集まった募金をどこに寄付したらよいか模索していたところ、ちょうど宿泊していた場所の程近くに赤十字の本部があったのです。そこに訪問して直接話を聞くことができて、ここなら災害の支援に役立ててくれるという信頼感を持ちました。そして、それが赤十字との接点を強めるきっかけになりました。

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今では寄付という支援だけではなく、活動に参加するという形での協力をしていきたいと考えるようになりました。お笑いライブをお届けするために被災地を回ったときに、泣きながら笑っている人たちがいて、その表情を忘れることができません。そのとき、私たちなりの貢献を続けていこうと強く思いました。今回、その思いを協働プロジェクトという形に発展させることができました。今後、タイタンのみんなと防災や応急手当の普及など、赤十字の「苦しんでいる人を救う」ための活動に積極的に関わり、思いを具現化していきたいと思いますので、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

協働プロジェクトの骨子

本協働プロジェクトの骨子は、タイタンの皆さんが赤十字事業に直接かかわりを持ち、事業御意義やそこで感じたものを多くの方々に向けて発信していただくことで、人の命と健康、尊厳を守っていく輪を拡大していくことを柱としております。現在進行中の活動を皮切りに、今後、様々な角度から協働の形を模索してまいります。

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いざという時に命を救うための応急手当をタイタンのタレントが学び、そこで感じた大切なポイントやメッセージなどを発信することで、より多くの方々が応急手当を学び、習得するきっかけを創出していきます。

救急法講習の受講、SNSを活用した心肺蘇生法普及など

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過去の災害から学び、未来の災害に活かす。「忘れない」というメッセージに込められた意味をタイタンのタレントが幅広い方々に向けて発信することで、防災・減災の啓発を推進していきます。

特設サイトでのメッセージや防災ワンポイント動画の発信、プロジェクト主旨拡散への協力など

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児童養護施設で暮らす子どもたちとタイタンのタレントがイベントや遊びを通じたコミュニケーションを深めていくことで、笑いや学びを届け、健やかな成長の一助となることを目指します。

番組収録への招待、施設の季節イベントへの出演など

具体的な取り組み

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まずは、救急法講習を知ることからしっかりと!


いざという時の応急手当を広めるためのプロジェクトを進めていくにあたり、タイタン所属の「日本エレキテル運合」の橋本さんと中野さんが東京都支部で行われた救急法基礎講習を受講しました。さらに、「大事なことは自らが知っておく必要がある」とのご意思により、太田社長も自ら率先して受講され、赤十字の講習がどのように行われ、何をお伝えするためのものかについて深く理解していただくことができました。5時間にわたる講習でしたが最後まで真剣に受講いただき、指導員から無事に認定証が手渡されました。心肺蘇生法やAEDなどの必要性を強く感じられたということで、今後、この経験を活かして、幅広い方々に応急手当の大切さを伝えていく普及活動を行っていきます。

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---TikTokダンスで心肺蘇生法を学ぶきっかけをつくろう作戦!ーー一


日本赤十字社は、「#BPM100 DANCE PROJECT」委員会が主催するSNSを活用した胸骨圧迫啓発プロジェクトを後援しています。「#BPM100 DANCE PROJECT」は、若い世代を中心に、ダンスのアクションとリズムを通じて、心肺蘇生の普及を目指して啓発活動を実施するものです。具体的には、心肺蘇生における胸骨圧迫の適正なテンポ(100~120回/分)に着目し、BPM ※100のリズムに合わせて開発した、「BPM100ダンス」をメイン企画としています。
※BPM(ビートパーミニッツ)は 1分間のビート数を表わす音楽用語です。

この「BPM100ダンス」は心肺蘇生の動きをもとにEXILE ÜSAさんが監修しました。
ダンスをきっかけに、心肺蘇生の方法がわからない、出来ないといった人達に少しでも興味・関心を持ってもらうことを目指しています。そして、タイタンとの協働プロジェクトの一環として、東京都支部の職員が「日本エレキテル連合」のお二人とともにこのダンスに挑戦しました。TikTok東京都支部公式アカウントで公開していますので、ぜひご覧ください!

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【日本エレキテル連合 with 東京都支部職員のダンスは画像↑をClick!】

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災害から自分自身や大切な人の命を守るためには、過去に学び備えること、そして、その教訓を未来の防災・減災につなげていくことが大切です。大きな被害をもたらす災害が頻発する昨今では、それぞれの災害の記憶が薄れていくのも早く、被災エリアの現状が伝えられることも少なくなっていきます。日本赤十字社の「私たちは、忘れない。」プロジェクトは、過去の災害により未だ苦しむ方々に寄り添い支えること、そして、過去の災害から得た教訓を未来に継承して、これから起こりうる大規模災害から命を守ることを目的とした防災・減災の啓発プロジェクトです。
このプロジェクトにもタイタンの皆さんが「忘れない」思いを寄せて下さっています。ぜひ、特設サイトをご覧いただき、ご自身の防災・減災のアクションにつなげていただければ幸いです。


♦♦♦爆笑問題さんほか、所属タレントの皆さんから「忘れないメッセージ」をお寄せいただきました!♦♦♦

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「防災」とひとくちに言っても、一体何からはじめればいいの?という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
防災に正解はありません。その時々の状況で何ができるかを判断して対応できるようになることが望まれますが、いざという時に的確に判断することは難しいものです。傭えは小さな知識の積み重ねです。簡単にできることから始めてコッコツと積み上げていくことが強い防災力を生み出す基礎となります。
今回、タイタンに所属するお笑い芸人の皆さんが今すぐできる防災の取り組みについてムービーで紹介してくれています。このムービーが一人でも多くの方の防災アクションにつながることを願っています。


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節分イベントで大盛り上がり!

2月3日の節分の日、武蔵野市にある児童養護施設「赤十字子供の家」には大きな歓声と笑い声が響き渡りました。この日、タイタン所属タレントの皆さん(脳みそ夫さん、シティホテル3号室の川合さん、押田さん、XXCLUBの大谷さんの計4名)が子供たちを楽しませるために来てくれました。前半は、体操や持ちネタの披露など、笑いに包まれたお楽しみ会が大盛り上がり。子供たちはもちろん、職員も大いに楽しみ、日頃の疲れを忘れる時間となりました。後半は園庭に出て、気持ちよく空気の澄んだ快晴の空の下で豪快に豆まきを楽しみました。タレントの皆さんが鬼となり、子供たちが投げる豆を文字通り全身で受けとめていただきました。イベントが終わっても興奮冷めやらない子供たちの様子から、特別な思い出がひとつ増えたことを確信した一日でした。

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【赤十字子供の家についてはコチラから】