知っておこう!予防・手当の仕方 「熱中症」の"手当"編

 前回は熱中症の「予防の仕方について」ご紹介しました。
 厚生労働省によると、令和6年に熱中症で亡くなった方は、全国で2,160名(男性1,303名・女性857名)、神奈川県では男性143名・女性88名、231名でした。
 今回は、もしも熱中症になってしまったら…その「手当の仕方」についてお伝えします。

熱中症の手当の仕方
①できるだけ早く涼しい場所や冷房が効いている室内へ移動
 →移動後、衣類をゆるめて楽な姿勢にする
②水分・塩分の補給(意識があり、嘔吐がない場合)
 →経口補水液やスポーツ飲料、薄い食塩水などを飲ませる
③体を冷やす
 →全身の皮膚を濡らし、風を送る
 →市販のアイスパックや氷嚢があれば、頸部(けいぶ)、腋窩部(えきかぶ)(わきの下)、
鼠径部(そけいぶ)(大腿の付け根、股関節部)にあてる
 →頬や手のひら、足の裏を冷やすことも有効

ポイント
体の冷却はできるだけ早く行う
→重症者を救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げられるかにかかっている

注意事項
●以下のような状態で手当の判断に迷う場合は、直ちに119番通報を!
・水分補給ができない 
・症状に改善が見られない 
・呼びかけにも反応がおかしい
・全身のけいれんがある など
※119番通報後も、救急隊の到着前から冷却を開始することが求められます。

●反応(意識)がなく、普段どおりの呼吸がない場合は、一次救命処置の手順で手当を行います。

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